「欲しい音が手に入るならボクは裸になってもいい」とテレビの中で佐渡裕氏は言った。

でも、その欲しい音をオーケストラにどう伝えるのか。

形のないものを他人に伝えるのはとても難しい。

「複雑な表情をする」と言うト書きに困惑した故・田中好子が今村昌平にどうしたらいいのか尋ねた。

「駅で走って走って階段を駆け下りて、乗ろうとした瞬間に電車のドアが閉まってバツが悪いといったときの表情」・・・そう答えた。

ステージの上で目ヂカラはどうつくる?

「スポットライトを眼の白いところで睨むの」そう宝塚の女優は若手にアドバイスした。

オペラ・カルメンのリハ中にオケピに向って叫んだオペラ歌手がいた。

「あなたたち、セックスしたことあるの?」

団員はみんな固まった。

このフォルテはどういうフォルテ?

「お客さんがこのホールに入って一番響くフォルテ」と言ってますますわからなくしてしまった指揮者もいた。

ただ優秀な指揮者や映画監督、女優さん・・・みんなボキャブラリーが豊富です。

小澤征爾さんなんて、頭の中にどれくらいの“比喩(例え)”が入ってるんだろうといつもビックリしてしまいます。

フォルテ、ピアノ、フォルテッシモ、ピアニッシモ。

どんな表現があるのか、ひとつひとつ採集してみても面白いかもしれません。

やっぱり本を読むことは大事です。

昨今、本に向き合う人が減ってきたのはとても残念ですが、本を読んで頭の中にイメージする。

映像技術がどんどん進化して3Dまで現れてくると人間はどんどんイメージできなくなってしまう。


なんとなく、紙芝居がいつの日か見直される日が来るんじゃないかな。

そんな日を楽しみに待ちたい気がした朝でした。


つまずいた。

残念ながら皆既月蝕は小雨日和で拝めませんでしたね。


チャリティライブはまだまだ各地で盛んに行われているようですが、何故だか最後に皆さん「上を向いて歩こう」で締めくくる。

言わずと知れた坂本九さんの歌った名曲ですが・・・。

かれこれ50年も前にイギリス人やアメリカ人が世界に広めてきたこの曲。

なんで日本人はこれほど悲惨な状況の中にあってもみんなで「SUKIYAKI」を大合唱して涙するんだろうと不思議に思ってるんじゃないかなって心配になるんですよ。

それほど美味いのか「SUKIYAKI」は!!ってね。


ベルギーやオランダでは「忘れ得ぬ芸者ベイビー」って言う曲名らしいからね。

何で日本人がこの時期にこれで盛り上がれるのかもっと不思議なんじゃないだろうかと考えると夜も眠れなくなります。


まあこの曲名もイギリスのレコード会社の社長がテキトーにつけてしまったらしいのだけど、そう言えばビートルズの名曲「ノルウェイの森」なんてもっとヒドイ。

どうやらジョン・レノンは最初にこの曲名を「Knowing She Would」としたらしい。

ちょうどその時、不倫を楽しんでいたレノンはこの曲に「彼女がやらせてくれるってわかっているのは素敵だよな」って言うなんとも下品な意味を含ませたらしいのだけど、いくらなんでもそんな曲名をレコード会社が許すワケがない。

そこでレノンは即席で語呂合わせに「Norwegian Wood」に変えちゃった。

この“Wood”も解釈が微妙で「ノルウェイ製の家具」だと主張する人もいるらしいのだけれど、なんともいい加減かつ深いエピソードであることには間違いない。

これは村上春樹の「雑文集」から引用させていただいたお話です。興味のある方、是非ご一読を。


自転車で発電はできるのか?

確かに扇風機を回すことはできるらしい。

しかし、残念なことに漕ぎ終わった後はもっと暑くなるらしいからこれは却下。

3時間半漕ぎ続けると1時間テレビが観られるくらいの電気は貯まるらしい。

そこまでしてテレビは観たくない。


テレビは観たくないけど、生放送動画配信サイトには最近すっかりのめり込んで、何かこれを使って面白いことができないかを模索し続ける自分なのでした。






はっきり言ってこの手の商法はキライです。

だけど仕方ないんだよね、不況下ではこれで売るしかないのだから・・・。

景気がよくてバブルの頃はいかに自分だけの価値観を持つか、いかにOnly oneを身につけるか、ただただカネに糸目をつけずにそれだけを競ってた時代。

そんな時代だった。

だけど今は薄利多売の時代。

バカみたいな人数で、しかもみんなが一緒にそれで一緒に盛り上がりたい、それでいてそれぞれに「癒し」とか「自虐」とか「突っ込み」に「ちょいワル」みたいなキャラクターをこっそりと設定し、ひとりひとりのファンは少なくても全体ではとてつもなくモンスターにしてしまう。

そんな売り方。

自分のガッコーの先輩でもあるアキモト先生に脱帽ではありますが、もしかして・・・。

まさかと思うけど、今朝見た週刊誌の見出しではないけど、マジに国政に進出しようとしてる?

「総選挙」などと名打ってバカみたいに盛り上がっているけれど、こうやって若い子達に選挙と言うものを認識させ、そして数年後にAKB全員が衆院選、参院選に出馬したら・・・。

まさかなあと思いながら、いや、どんなに地球がひっくり返ってもそんなことあるわけないと思いながら

まさかなあ・・・。

でも一番気になるのは、今回のその「なんちゃら総選挙」とやらで誰がビリになったんだろう・・・。

それだけなんだよね。

明日は未明の3時から5時過ぎまで月蝕ショーが観られるそうです。

楽しみな夜になりそうです。