瀰瀰(びび)の祓歌 | 愛と幻想の薬物

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病んだ精神を癒やすために、体験を基にし、エッセンスとしてのホラを加えながら『さいはての地』での記憶を辿ります。
妄想、現実、ありがちな経験をもとにした物語です。

「瀰瀰の祓歌」 




天地(あめつち)照らす


鶏鳴(けいめい)の陽光を覬(のぞ)


その輝きを以て


数多(あまた)の芥と塵氛(じんぶん)


この眼球の奥に息づく


枉々(まがまが)しい...,穢慝(わいとく)

 

「祓ひ給へ、そして清め給へ」


この禊(みそぎ)にて


瀰瀰(びび)に覬(のぞ)

 


 

禰彌(でび)