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NHKの「あの人に会いたい」を見た。
もう亡くなっている人のインタビュー映像などが見られる番組なのだけれど、今日の人は幸田文だった。
幸田文の姿を見たのは初めてで、彼女が72歳だか73歳の時の映像だったが、とても70代には見えず、とても若々しかった。
幸田文の本は読んだことがなく、以前友人いそっぷの家で何冊か著書が置いてあるのを見たくらいで、それまでは名前すら知らなかった。
インタビューで彼女が言っていた。
「ひとつ楽しみを見つけると、ひとつでは終わらない」
ああ、そうなんだよな、って思った。
何かひとつ素敵なものを見つけると、その奥にあるものや、それに関わる無数の事柄と繋がることができる。
興味は永遠に尽きない。
楽しみは無限に終わらない。
そんな風に生きていたら、日々はいつでも、とても豊かな色合いを持って自身の目の前にあるだろうと思った。
番組で幸田文の著書を紹介していたけれど、彼女の本はタイトルのセンスがとてもいいと思った。
「こんなこと」
「流れる」
「崩れ」
「動物のぞき」、
など、シンプルでさり気なくて、とてもいい。
川上弘美さんのタイトルのつけ方が少し似ているな、と思った。