あんまり、こういうことを言うのもアレなので控えてきましたが、私の収入は悪くありません。

 

 

むしろ、多い

 

と言って良いと思います。

 

 


今まで、「貧民」だ「出費が多い」と嘆いていた理由は、そういうことを周りに知られると、やっかみもあるだろうし、たかろうと考える人もいるだろうから、極力表に出さないで、普段は内緒にしていました。

 

 

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↑ この線から上が、母が「お金ない妄想」にとらわれた時の私の対処法です。

 

安心してください。相変わらず、お金持ちではありませんよ照れ
 
 
昨日のブログで、今日のブログのネタのアンケートをとりました(1つしかリクエスト来なかったけど、コメントは3つ来たぞ)。

 

・くまおくんとのデート詳細
・うに母のイメチェン⁈
・「お金がない」妄想への対処法
・無農薬野菜って
 
で、今日のテーマは
 
 
 
 

 

「お金がない」妄想への対処法

 

認知症になると、結構多くの方が「お金がない」と経済的な心配をするようになるみたいですね。

 

うちも一番最初の大きな症状が「お金がない」でした。

 

そしてアルツハイマーの症状が悪化するたびに

 

「お金がない」

「○◯さんにお金を借りてしまったけど、返せていない。どうしよう。連絡するのも怖い」

「お金がないし、もう死にたい」

 

 

最初は私も

「そんなことないよ。お金ならあるじゃん。」

「◯○さんに聞いたけど、お母さんはお金なんて借りてないってよ。妄想だよ。」

「わかった。○◯さんにお金を返しておいたから安心して(嘘)」

「お金ならあるってば(お財布を開いたり、口座残金を見せたり)」

 

と、いろんな手法を試しました。

 

 

けど、基本的に覚えられないし、まともに対応しても覚えていてもらえないし、自分が擦り切れます。

 

 

その場合、上で少しお伝えした方法

 

「私、余裕あるんだよね〜」メソッド

 

別名:ハリウッド式 余裕メソッド

 

が有効です。今はほとんど母は「お金ない」とは言いません。言っても、余裕メソッドで撃退しています。

 

 
1回の使用では効力はまちまちですし、やはり厳しいので、ここでも重要なのが普段からの
 
「予防」ですね。
 
ことあるごとに予防のための余裕メソッドの実施をお勧めします(リコード法認定医で白衣を着ている気分)。
 
 
毎日使うことによって、効力は最大級に。そして使用者本人も本当に余裕が生まれてきます。

では、実際にはどう使うのか?
 
 
 

 

余裕メソッドとは

 

余裕メソッドは、
 
「あーーーー、お金あるわーーー」
 
とコンスタントに伝えることによって、「ああ、お金があるんだ」と認知症患者に安心感を与えるメソッドです。
 
 

写真はアラブ首長国連邦でアラブくんにおごってもらった金粉ラテです。

 
 
「お金がない」
に対して「お金ならあるよ?」といった漠然な対応であったり、実際に口座残額を見せたりする現実的な対応ではなく、
 
もう少し、「本当にお金あるんだ、こいつ!」と思わせる例をあげるようにするのです。
 
 
 
 
実例

 

1)お散歩中、新築の内覧があったら「あ、7000万か。お手軽だし、いいかもしれないね」と言い、パンフレットを取る。しばらく購入を考慮する。

 

1−2)より具体性を持たせる。

「7000万円っていう値段設定は良いけれど、間取りがなぁ。水回りをどうして2階に持っていったんだろう。それが不満だなぁ。ん〜、惜しい。立地もいいのに残念だ」

 

2)「あれ(雑貨など)いいね。買ってあげようか?今、お金に余裕があるんだ。」と余裕をちらつかせる。
 
「お金がない」妄想に囚われている時、母は恐縮する派なので買わされないことが前提なので、私の場合は洋服や家具など少し高めのものを勧めます。
 
3)「ちょっと、良いなと思ったから」とちょっとしたものを、ちょこちょことお土産にして持って帰る。大変に有効なのが、ハンカチやお花(1輪でも)
 

4)「お金がない」と言われた時は「「お金?ああ、たくさんあるから、あげよっか?」と軽く対応する。

 

5)患者にまだ、もしもお金を払う能力がある場合。スーパーの支払い程度はたまにおごってあげましょう。その時も余裕を忘れずに。

 

母は罪悪感から出そうとしますが、そこは上段の構えで。「小銭は、お金に入らないからしまっておいで。ここは任せて。ためておきなさい」(レジの人は、変な顔で見てきてもスルーです。)

 

 

こういったところです。

 

 

 
 
余裕メソッド 誕生秘話

 

私が実際にこのメソッドを編み出したのは1)のシチュエーションでした。昔からあった畑が、相続税で住宅地になった時、新築が建てられました。ちょっとだけ中身が見たかったので、買う気があるフリをして中に入って適当なことを言っていたところ、その日からしばらく母の妄想がありませんでした。

 

それから積極的に、お金があるということを毎日言っていたところ、今では「お金ない」妄想はほとんどなくなりました。

 

 

リコード法を知る前なので3)で、ケーキや甘いものを毎日のようにたくさん買って帰ったことが大きな後悔です。知らなかったとはいえ、母のアルツハイマーの進行を早めたのは誰でもない私だったのかもしれません。

 

このメソッドは我が家では最高に効くので、他の人に試してみてもらいたいです。

 

 

 

 

 

重要なこと & 名前の由来

 

フローに任せて即興で、柔軟に対応していくことが重要です。そのためにも、ある程度、自分の役の背景を作っておきましょう。

 

私の場合、

 

「実はお金に余裕がないわけではないが、あまり周囲には言いたくない。それは自慢であるし、そういうのはちょっとアレよね。お金はあるけれども、アルツハイマー病の病人も含め、家族の将来のためにキープしておきたい。そのために、身の丈にあった贅沢(ハンカチや花)を時折する。手元にはあまりキャッシュがないのは、運用に使っているため。本当の本当に必要な時には確認する。『運用に回してるお金があるけど、それ持ってこようか?あ〜でも今結構いい感じだけど、本当に解約しちゃう?しちゃうの?』」

 
 
 
「ハリウッド式」と名付けた理由は、「シリコンバレー式」とか「日本初」とか言うと、みんな飛びつくから(当社比)…というのもありますが、もう少し考えています。
 
 

マーロン・ブランドなどが使っていた役を作り込んで自分に反映する演技方法「メソッド方式」があります。が、ハマりすぎてて抜け出せなくなる人が多いので、ハリウッドの現場では(特にキャスティングの人に)嫌われる傾向にあります。だからはまらないようにしてくださいね。

 

「インプロビゼーション(即興)」で、相手の動きに合わせてとりあえず動きながらも、役作りをきちんとした黒澤うに流の「ハリウッド式」で、自分の限界(=お財布)は守るという形にしましょう。

 
 
介護者の負担軽減に演技を持ち込めないか、少し考えている元ハリウッド在住者です。
 
 

 

 

他の効用
 
口に出さなかったとしても、自分には余裕がある、と意識して考えるようにすることで、気持ちに余裕を作り出すことができます。
 
余裕がある、というのは雰囲気に出ると私は思います。
 
洋服がそれなりであっても、香水のように、余裕は漂います。
 
介護者だけでなく、婚活や就活をする人たちにも、ぜひ試してもらいたいと思います…というモテ本を書こうと思っていたけれど、気づいたらずっぷり介護です(笑)。
 
私は両親介護という辛いシチュエーションですが、それなりにデートするお相手がいて、その方達に事情を話してもつきあっていただけたのは、この意識して持つようにしていた「余裕」があったからだと思っています。
 
 

 

 

昨日のごはん

 

 

 

 

 

しかし、一番書くのが大変なものを選びましたね、みみこさん。
 
卯月さん、が、がんばります。
 
Shiさん、そうですね。白澤先生、惑わせてきますね。
 
 
このブログは 母の認知症を改善するため、UCLAのブレデセン博士のリコード法を実践する日記です。

→*認知症は改善できる 『リコード法』とは
→*【リコード法の効果】去年10月からの変化
→*認知症治療「リコード法」実際に何をすべきか

 

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