全くの個人的見解ですが、ベスト8の戦いは、2位通過で「ブラジル」と当たる方が面白いと思うんですけども・・・。
フッキにボコボコにやられてもいいじゃないですか・・・。
ネイマールに曲芸を見せてもらいましょうよ。笑)
ガチの舞台で、ブラジルとの対戦は、世界が注目するでしょうし、仮に、勝つようなことがあれば、これはスペイン&ブラジル撃破となるわけで、間違いなく世界を驚かせられる訳ですよ、
負けても、それが当たり前で、善戦するだけでも日本五輪代表の価値は上がるでしょう。
もともと下馬評が低く、現実的に見ても、「1分2敗」 とか、「2分1敗」 とか、いずれにしても、「1勝するのも厳しい」、「予選敗退は免れない」というのが一般的な戦前の予想だったと思います。
個人的には、北京五輪同様に、「3戦全敗」の可能性が一番高いと思っていましたが、良い意味で裏切ってくれました。
そんな下馬評の中で、きわどい試合を2試合ともに1-0でモノにして、2戦2勝。
2戦で決勝T進出を決めました。
第3戦は、この2戦で試せなかった選手達を先発に使ってくるのかなと思います。
五輪の試合は中2日で試合が回ってくるので、日本のハードワークを厭わないサッカーでは、やはり消耗が激しく、予選突破を決めている中では、敢えて無理してフィジカルコンディションの悪い選手を使う必要はないと思います。
で、世の中の流れ的には、予選1位で通過して、ベスト8でブラジルとの対戦を避けた方がいいとの論調が多いですが、それは、更に上にあるベスト4や、メダルを意識しているからこそなんでしょうね。
ただ、1位通過しても、ベラルーシかエジプトが濃厚な訳ですが、普通に強い相手ですからね。
正直、世界的には、地味な「ベラルーシ」や「エジプト」とやっても五分五分の展開だと思いますし、それで負けるくらいなら、世界的なビッグネームである「ブラジル」と戦って、世界を驚かせるくらいのサッカーをやった方がよっぽど、見ている方は楽しめます。
選手もいい意味で『勝たなければいけない』という使命感の気持ちは消えて、完全にチャレンジャーとしての立場でのびのびとできると思うんですよね。
予選3戦目で、主力を温存できますので、ある程度フレッシュな状態で「ブラジル」とガチンコ勝負。
面白そうじゃないですか・・・。
メダルなんて無くてもいいですよ。
もともと、誰も期待してなかったんですから。
これが、メダルが期待されている 柔道や水泳などの競技なら別ですが、男子サッカーなんて、完全なアウトサイダーだった訳で、メダルへの最短距離を目指すのではなく、世界を驚かせる為の対戦の方がよっぽど、意義があるように思います。
ホンジュラスと引分け以上で1位通過な訳ですが、負ければ2位通過。
無理に負ける必要などありませんが、勝てば、現実レベルでベスト4は目指して欲しいし、負ければ、ブラジルとガチンコ勝負を楽しみたい。
いずれにしても、男子サッカーには過度のプレッシャーを与えることなく、伸び伸びとサッカーをしてもらいたなと思います。
ブラジルを当たって、メダル獲得なんかよりも、スペイン戦同様に、ブラジルとの対戦で、世界を驚かすことができれば、それだけで、メダル以上の価値があると思いますし、このU23世代の貴重な経験になり、A代表に還元されていけば最高なんですけどもね。
個人的には、負けてもいいから、ブラジルとやってほしいです。