J2:第41節 東京V 2-4 C大阪 (スカパー) | E.P & E.F.L

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 難敵・東京V相手の勝点3。 湘南戦後の勝点3。
 非常に難しい戦いでの価値のある勝利。
 Good Job! です。


 前半のセレッソは、チームとして全く躍動感がなく、非常に重たい感じがしました。
 また、中盤の繋ぎでのイージーミスが多く、見ていてもイライラが募るものばかり。
 東京Vのシンプルに裏を狙う攻撃や、クロスからの攻撃で形を作られ、ヤバイ空気がプンプン。
 そして、案の定、先制は東京Vから生まれました。
 14分、シンプルなアーリークロスから大黒が落として、林が潰れ、最後は河野の左足一閃。 1-0。

 その後もピリッとしない内容のセレッソ。
 気持ちで負けていたし、明らかな意思疎通を欠くパスミスなどで、みすみすチャンス与える始末。
 全くハードワークができていなかったし、簡単なサイドチェンジからのクロスでマークを外され過ぎていました。
 この展開で、28分の林のゴールがオフサイドではなくゴールが認められていたならば、展開は全く違ったものになっていたと思います。
 前半をこのまま1-0で終えることができたのは、本当に大きかったと思いますね。

 そして、後半 セレッソは見違えるパフォーマンスを見せました。
 ハーフタイムにレヴィーがどのような言葉をかけたのか分かりませんが、開始早々から躍動感が出て、前半の重たさが嘘のようなパフォーマンス。
 中盤をスムーズに繋ぎ出したと思ったら、怒涛のゴールラッシュ。

 49分、中盤のボールカットからカウンター気味にカイオ→乾と繋いで、最後は藤本の左足 で1-1同点!
 52分、ボールを奪ってからの早い攻めで、カイオ→乾→香川のトライアングルで1-2逆転!
 53分、左サイドから香川がタメを作って絶妙のスルーパス→これを酒本がスライディングシュートで1-3!

 あれよあれよと4分間で3点。

 後半は、どれだけ巻き返して、どこまで冷静にやれるかが焦点かと思っていましたが、あっさりの逆転劇に、テレビの前ですが、ちょっとだけ「興奮した~」(by 真矢みき)。

 前半の戦いぶりからすると、チームのポテンシャルを出せないまま負けてしまうことも十分あり得ただけに、後半の変貌ぶりはチームの成長をうかがい知れ、メンタルの切り替えも上手くいった ということでしょう。

 その後は、どう試合を落ち着かせるのかを見ていましたが、落ち着かせるどころか思いっきり点を取りにいってましたね。
 78分、FKからの藤本のこの日2点目のGoalもビューティフルでした。 これで、1-4。

 ただ、84分のCKからの失点はいただけませんでした。 土屋に完全にフリーの形でヘディングを食らってましたからね。 セットプレーの守備は相変わらず課題ですね。

 前半を終えた時点で、今のチーム力を問われる展開となりましたが、勝ちきれたことに意義がありますね。しかも、後半は自分達の良さが全面に出てのゴールラッシュ。
 昇格&優勝する力があることを示した試合でもあったと思います。

 ただ、力はあっても、その力を発揮させないように相手は良さを消してくるし、穴を突いてきます。
 それを跳ね返し、今回の試合のような底力を発揮できるか・・・。
 残り10試合、見ものです。


★Man of the Match: 藤本 康太
 攻守に獅子奮迅の活躍。 値千金の同点Goalと試合を決める4点目は圧巻。前半の危険な時間帯や後半の終盤はDFラインに入ってフィジカルの強さを発揮して跳ね返した。 今のチームに欠かせない存在にまでなった。