鎮座地:新潟県上越市三和区岡田(旧三和村)

御祭神:級長津彦命、級長戸辺命

旧社格:郷社

 

 創建は天暦2年(948年)、村上天皇の勅許により大和国生駒郡立野の龍田神宮より勧請し、風間城大権現と称した。相殿に天照大御神、月読命、建御名方命、十二神命を合祀する越後頸城郡式外十三社の一社にして近郷の総社。上杉、松平、榊原の各藩主から厚く崇敬を受けた。
 創建当初は境内背後の社地山の山頂に鎮座していたが、宝永2年(1705年)社殿が焼失し、宝永4年(1707年)に山麓に再建、昭和31年(1956年)の地滑り災害にて現在地に再建遷座した。
 杉の大木の中を進む石段の参道は、とても神々しい雰囲気があり、神聖な気持ちになれる。地山の奥社には樹齢約200~300年のエドヒガン桜があり市指定天然記念物となっている。
 すぐ近くには、式内社五十君神社(頸城郡十三座のうちの一座)がある。

 

 令和となり、3年4ヶ月振りに参拝。御朱印を戴きました。描かれている猫は、社務所にて宮司様が飼われている猫とのこと(招き猫かな)。最近では風神を祀っていることもあり、交通安全を願うライダーの参拝が多いそうです。ライダー向けの御守も授与されています。

 3年4ヶ月振りでしたが、当社の参道を歩くと、とても神々しい力を感じます。個人的には、当社と、柏崎市の宮川神社(旧郷社)、五泉市の中山神社(式内社・旧村社)の雰囲気が好きです。もちろん彌彦神社も。今回は参道や社殿の画像も載せておきます。冬の参拝だったので、拝殿は冬囲いがされており、木々も冬の状態ですが、木々が生い茂る頃もまた違った雰囲気かと思いますので、改めて参拝したいと思います。

 

 

 

社号標と一の鳥居

参道

 

 

拝殿(今年は暖冬で雪がありませんが冬囲いがされています)

本殿

 宮司様には、いろいろとお話を聞かせていただきました。また社務所にてお話をしている間に大雨となり、社号標のある駐車場まで車で送っていただきました。ありがとうございました。エドヒガン桜が咲く頃に、奥社とともに再び参拝したいと思います。