2023年産卵の新潟県産本土ヒラタ。

 

 全て蛹化しました照れ(厳密には1匹蛹室が見えないので分かりませんが、中で蛹化しているでしょう)

 

 2022年産組の20匹が5月27日~6月、7月、8月、9月20日にかけて蛹化したのに対して、2023年産組の20匹は5月7日~5月25日(内18匹が17日までに蛹化)に蛹化と昨年よりかなりペースが速く、集中して蛹化しました。

 最終ボトルをマットにして、あばれを最小限にした効果でしょうか?

 

 と、ここまでは順調のようですが、ボトル側面の窓が小さく蛹室全体を確認できません。でも何だか♂の蛹室が小さいように感じます。必要サイズも良く分かっていませんがあせる

 これはお尻、なんだかとても窮屈そう。

 

 状態も気になるので、リスクを承知で人工蛹室に移してみることにしました。

 ということで、用意していた園芸用スポンジとケースで急遽人口蛹室を作製。 

 

掘ります。出ました。

広げます。アゴの先端はピッタリ。

翅がスカートのように、大丈夫かな?

 

大丈夫か。蛹室全体は

これは、適正な大きななのかな?頭を起こしたら納まらないような・・・でも本人が作ったんだしいいのか?

 

 そもそも羽化の工程ってどうなんでしょう。勝手に頭を起こして、翅を伸ばしてと思ってましたけど、それだと明らかにスペース不足ですよね。他の方のブログの画像を見ると、どうやら先に翅を伸ばして納めて、それから頭を起こすのでしょうか?それならこれでもスペース足りるかな?

マットは、気になったいた臭いもなく、カビは劣化もなく良い状態でした。

 

 しかし、菌糸と違ってマットを固めただけなので、掘り進める際に塊で撤去できず、すごく神経を使いました。蛹室と反対側を深めに掘って掘を作り、蛹室側のほぐれたマットをその掘に落とし、撤去する。

 

人工蛹室にin

 

他の個体も人口蛹室に移すか思案中。昨年人口蛹室で綺麗に羽化できたので、変な自信が付いてます。

 

綺麗に羽化して欲しい

 

 

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