やっと少し大きな♀も採集できたので、今年、野外で採集したヒラタクワガタのブリードに挑戦するため、ヒラタクワガタの産卵セットを組むことにしました。

 

 使用するヒラタクワガタの♀は以下の通り。

 小さな♀も2匹いる(コクワ並の大きさですが、ヒラタで間違いないと思う)ので、産卵セットは3つ組みます。

 

 ♂の方は55mm、54mm、53mm。ヒラタクワガタの♂は気性が荒く、♀を殺してしまうこともあるらしく、同居させる場合は、アゴを動かせないように結束バンドなどで固定する場合もあるようですが、何だか抵抗があるので、私は普通に同居させることにしました。そもそも♀は野外採集なので、自然界で交尾済で、敢えてオスと同居させる必要は無いようですが、なんとなく同居させます。今年は大きな♂とペアリングしても意味なし?

 

 ヒラタの繁殖は初めてなので、ネットでいろいろ調べたところ、マットは発酵が進んだものの方が良いらしい、また、朽木も入れなくてもマットに結構産むらしい。

 でも、朽木も2つ購入済みだったので、底の方は発酵の進んだマットを固く敷いて朽木を置いて回りを軽く固めてみました。2つセットを組んだところで、マットが無くなったので、1つは普通のクヌギマットになりました。

 転倒時の起き上がり用に、ハスクチップを敷いて♂、♀を入れて完成。

 

 産卵セット①:ケースサイズ中、発酵マット+朽木

        ♂55mm、♀32mm

 

 産卵セット②:ケースサイズ小、発酵マット+朽木

        ♂54mm、♀26mm

 

 産卵セット③:ケースサイズ小、クヌギマットのみ

        ♂53mm、♀25mm

 

 1週間程、♂♀同居させたら、♂を取り出して♀のみで飼育予定。

 

 オオクワ用の産卵セットもケースサイズ中が1つと小が2つあります。小の方は5月から2ヶ月♂♀入れていましたが先日、♂も♀も知人に譲ったのでもし♀が卵を産んでいれば、幼虫をゲットできる可能性があります。他2週間程♂と同居させた♀が単独でケースに入っています。

 他にコクワがいたりと、なんだか騒がしくなってきました。

 

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