リーブラの料理室を調査しつつマグカップ・フレンチトースト | IGS-report

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令和6年7月5日(金)田町リーブラ(スポーツセンター)料理室。

 

この日は半年ぐらい前に視覚障碍の会に入られた知人と、田町にあるスポーツセンター2F併設、通称:リーブラの中にある料理室を知人のご案内で内覧させて頂いた。

普段はワリと高い料金を払ってここを貸し切るカタチなのだが(予約は午前・午後~とあるらしい・・・)、知人の方が今後ここを使うという事で調査へ随行。

(聞く所によると、現段階では「らくっちゃ」という所で介護やボランティア?の講習を終えると無料で借りられるらしく、その知人の方は現在通われている←スゴいフットワークの軽さと、多種多様な事を吸収するバイタリティーに驚かされる!!)

 

上がる前に必要な素材はスーパーやコンビニで揃えておくといい。

(急に足りなくなった時もそこで・・・)

  

あ、様々な問題の相談が出来る『消費者センター』がある所ね・・・

(消費者センターは『現在』、入って左直ぐの所あくまでも相談だけで解決は自身で動く、人やケースにもよるのだろうが、『他の所と比較し』、ワリと寄り添った良い案を提起してくれるので、先ずは電話相談後消費者センター側が必要と判断をすればここへ来ることになる!!)

予約をしておいた受付で、書類を書いて、料金を払い、生ごみを入れる袋と、

(量にもよるのだろうが、生ごみだけは処理して下さる)、

 

鍵を渡され、部屋へ。

 

(スゴイ、何処かのカルチャー・センターみたいな料理の部屋だな)

視覚障害の方々の為に足下から確認をしていった先で、電源のコンセントを見付けた!!

 

そこから上へ、

・何かあった時に即、報連相が出来る事務所との電話の場所。

・電源やダクトのスイッチ、熱中症等を呼ぼする温度等も確認。

ここからはカメラを変えて←折角調査に来たのだから、健常・障碍を問わず安全性は第一の確認事項!!

※よく目的達成の為に『安全』っておざなりにされがちな事を、

昔、安全を統括する部署で1番の古株になって数ヶ月1人で1人で下から回せた事を証明した事があったので、その時に『安全第一』という言葉が何故?世の中にあるのか?=身を持って=学んだので・・・

いくら気を付けていても、そのぐらい事故の連鎖って各地の現場が離れていても起こるモノなんだよ・・・)

 

特に包丁や火・食品を使う場合はね・・・

(部屋の右奥の方に『滅菌庫』があって包丁やまな板が入っているのか・・・)

 

気温も高いし、とりあえず持っている食品だけ冷蔵庫へ閉まってしまおう。

・牛乳

・タッパに入れた玉子2個(←隙間にティッシュを入れ緩衝材とした)

・知人の方が持ってこられた鶏肉のジンギカン(珍しい・満腹過ぎて食べなかったが・・・)

 

他人のお店や、いつもと違う場所で料理をする場合、普段と勝手が違うので

(それも事故に繋がるから)

各戸棚に何が入っているか?一気には把握出来無いけれど、ザっと確認。

(何でも有るなぁ・・・)

 

左奥の部屋はロッカーみたいになっていて、そこにも調理用具が・・・

 

何処に何が入っているのか?写真と共に扉に貼られていたり、大体似た様なモノが分類され、そこに集中をして置かれている様なので、規模がデカいから一気に把握は無理だが、

※以前ドイツのある地域のキッチンの造り方が書かれている本に「(調理器具を)系統立てて整理する」という事が書かれていたので、それを思い出す。

因みに日本は重ねる事が多く、欧州とかは横に並べていくとか、吊るすとか、イチイチ底から下にある器具や皿を取り出さない違いがあるという。

(日本の文化を失わず、良い所は取り入れよう!!・取り入れたら一度閉鎖し自分達の文化に合わせ改良し消化する事を、ローマの支配下となった事もあるイギリスは行ってきたので、、、きっと、それも島国の方向性なのだろう・・・)

 

右側のカーテンで区切られた場所は、又別の食事スペースになっている感じで

『大量の洗い物』もここで行うといいのかも。

 

(今回こっち側は借りていないらしいが)にしても、かなり広い・・・

で、大事な熱源と作業台へ

(最近は普及している、うちには憧れの三又コンロと、グリル、下はオーブンだな・・・これが5ヶ所ある。)

上が強大なダクトで煙を吸い込んでくれる。

 

基本的に、炊飯器もレンジも5台なので、5チームで作業が出来る様になっているのね。

 

レンジの奥に丸椅子が・・・料理教室とかの椅子って丸椅子が多いらしい・・・

まぁ、レストランではなく「作る・学ぶ」事が目的だから、収納と安全性も考えると、コレがセオリーなのかな。

ガッシリしているがそんなに重くは無い!!

 

にしても何処に何があるのか?広過ぎて・・・

 

とりあえず火力の強さを調べたいので、最初は無理をせずお湯を沸かしてみるか・・・、

(一応ヤカンを洗って火にかける・・・)

 

インスタントのカフェオレ(←美味しかった)を御馳走になりつつ情報交換。

(こだわり過ぎない事が大事。)

ダラダラと話をして、コレでかなり満足をしてしまいそうだったが、「折角なら」と・・・

先日ある管理栄養士さんから学んだ、レンジで簡単に作れる・マグカップ・フレンチトーストを実践!!

実学の「学んだ事を実践しなければ本当に学んだ事にはならない」by横井小楠(←他人に迷惑をかけない範囲でだが・・・)

※私のコツは押し込むと隙間が減って、そこからの空気の乾燥が減り、フレンチトーストとうよりイギリス菓子のプディングみたいになる!!

(調査の為なので家にあるバナナだけでいっかな・・・と・・・『耐熱』のマグカップはあるだろうなと思ったけれど、一応初めての所なので少し重かったが持ってきた!!)

レンジが・・・、高度過ぎてマニュアルが横に置いてあったのだが分厚い・・・

急いで温めのページだけ目次から探す。

 

添える生クリームを泡立てるのも面倒なので、下のコンビニでシュークリームを買ってきて、中のクリームをスプーンですくい出し皿の縁に(余らせておいたバナナと共に)添える。。。

注意:調理したマグカップは即水に漬けておかないと後で洗うのが面倒だから食べる前に!!

 

このシュークリームの方法は、他の障碍がある車椅子の子が、あまり消化が出来ない臓器だけれど、クリームは食べられるという事で、その子のお母さんがしていた方法を私が覚えていて

下のコンビニで物色をしていて、ふっと思い付き、今回コレを応用!!

このクリームの技法も(実学の)「学んだ事を実践しなければ本当に学んだ事にはならない」by横井小楠(←但し、他人に迷惑をかけない範囲でだが・・・)

コンロをもう少し調べたかったので、前日に『オーバー・ナイト製法』で仕込んでおいたナポリ・ピッツアの生地を『フライパンピッツア』で焼いてみる。

(お腹がいっぱい過ぎて、ソースを乗せていないから真ん中も膨らみ易い・・・普段ならその分もピッツアの縁がムクムクと立ち上がるのだが・・・それに機械で勝手に温度を感知し、ワリと直ぐ火が消えてしまう

この生地は冷まして持って帰り、冷凍をして後日食べた!!

 

片付けや、生ごみの片付けで、成程、現代はコレの網ごと、受付で貰ったビニール袋に入れるのね・・・

 

使った食器や調理道具を元の場所へ戻した後は、

(広過ぎて、何処に何が入っているか?忘れてしまって多少苦労した←多分何処に何があるのか?忘れるだろうと、洗い物も1個でも減らす主義だし、最小限の調理道具だけにしたのだが・・・)

障碍がある方々とか、まぁ健常障碍問わずなのだろうが(一応、障碍のある方々の視点でも更にもう1度)、

・使う方々が怪我をしない安全な『導線』か?どうか?

・作業台の角がトガッていて危険ではないか?とか、

ヤハリ安全面を最後にもアチラコチラを更にもう1度チェック!!!!!

 

そして全部片付けてキレイにし今日の調査は終了。

まあ、(実学の)「学んだ事を」実践出来て、しかも(手前味噌だがべらぼうに)美味しかったので今日はコレで良しとしましょう!!

1歩1歩だ。

初めてのキッチンは緊張するモノだがまぁ、なんとか出来た!!