西日本豪雨被害で物産館巡りに身体が勝手に動いた。 | IGS-report

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平成30年7月、西日本を襲った豪雨では沢山の方々が亡くなられ、広島県~岡山県・愛媛県等を中心に甚大な被害をもたらした。

 

その時自分は、ここ数年の病気・怪我・処置が上手くいかなかった事で、数年に1回は病院へ入っていて、

今回は敢えてTVも電子類も一切無い、病室の窓から雲が流れる空を眺める生活を送っており、

(ビルばかりで雲がある空をユックリ観るなんて何十年ぶりだろう・・・ってぐらい久しぶりで)

リスクがある私の身体にとっては命懸の術後、

退院して外に出てみて初めて西日本のこの大災害を知った。

 

ニュースを観る度に、ボランティアの方々が熱中症で倒れ、二次災害・三次災害になっている中、

それでも中々、復興の目途が立たない様な映像を観る度に、

自分の身体でもう治らない箇所の部分も含め、まだ数箇所が痛い自分が行けば、それこそ何次災害になるか解らない程、社会のお役に立てない事・立てていない事が心苦しかった。

 

(そういう事情で東北にも行けていない、安易に行っていいかどうか解らなかったのと、具合が良い時に本社から内密に「君が全国1位だよ」と言われるぐらい命一杯働くので長期の休みも取れなかったのもあったが、基本は無理をして地元の方々に迷惑をかけない為だった)

 

そんな中、全国各地域を宣伝する物産館の中の、広島物産館「TAU」で、今回の土砂災害について募金を募っているという報道を知り、居てもたってもいられなくなり、

少し痛いけれど、アドレナリン大放出で、気付いた時にはその広島物産館「TAU」へ向かっていた。

これが今の自分に精一杯出来る事だから偽善と言われても迷いは無かった。

中央区銀座「柳通り」沿いにある「TAU」

銀座一丁目6番出口

中央通りからなら松屋を越して、2本目みずほ銀行のある通りを有楽町方面に。

有楽町からなら交通会館を通り越したガード下を銀座方面に。

1Fショップの営業時間は10:30~20:00

 

1Fのレジの所と、2Fに募金箱(樽)が設置されている。

1Fの食料品と比べて、2Fは伝統工芸品やサンフレッチェグッズ・カープグッズとかグッズ系が多い気がする。

  

物産館にしては珍しく、地下1F~3Fと4フロアもあり(普通1Fだけか2Fぐらいまでが多い)、カフェや食事処等も運営している。やはりお好み焼きとか牡蠣、イタリアンまである(広島イタリアン!!!)

 

1Fは、広島といえば牡蠣なので冷凍牡蠣や牡蠣を使った製品が多数あったが、レモンも有名で防ばい剤・防かび剤(←共にポストハーベストの日本名)が使われていないレモンが売られてる。

又、夏場なのでその広島産レモンを使った清涼飲料水で熱中症予防と共に、ビタミンC補給で免疫力UPも期待出来る。

  

私は、お金持ちでは無いから募金も沢山は出来ないし、商品も沢山買えないけれど、

実は自分は、昔の職場の配属先まで同じ同期が尾道出身で、その時「故郷の土産です、紅葉饅頭は数あれど、ここのは特にオススメなんですよ」とくれた時から、その味に感動した私は紅葉饅頭が好きになり、

紅葉饅頭を買おうと思ったら、やはりその同期が言っていた様に同じ紅葉饅頭なのに沢山の種類が存在した。

いくつものメーカーがあり、現代では、更にその各メーカー毎に漉し餡・粒餡は勿論、チョコやクリームチーズ・抹茶・ジャム系等、様々な味のラインナップが「こんなにあるのか!!!!!」というぐらい出ている。

米粉で作った「生紅葉饅頭」なるものまであって、択ぶのに迷ってしまうぐらいの種類の豊富さだ。

(↓こんなにあるの?、このスペースが×6スペースぐらい・・・)

結局、お菓子と飲み物は保守的にすると決めている自分は、漉し餡(1個粒餡)4種類を食べ比べてみる事にした。

大きい事は出来ないけれど、これなら手が出る値段。

(右下のがつぶ餡だが生地が変わっていて面白かったな、他にも添加物の少ない紅葉饅頭や、生地のカステラ部分のフンワリ感が違う紅葉饅頭など、昔同期が食べさせてくれた紅葉饅頭はどれか忘れてしまったが、こうして食べ比べてみると、結構違うのだと解った)

  

  

食べていて、あの同期と一緒に残業しながら、休憩に缶コーヒーを飲んで、恐らく監視カメラのある会議室(カメラに2人で手を振ってみたりして)のビルの窓から観る夜景を観ながら、この組織についての最初の感想を二言三言だけ語り合った。

他の同期達同様、コイツの感想も二言三言だけで的を得ていたように私も感じ、自分は契約だったけれど(←でも、そこでも全国トップ獲ったんだぜ、もの凄い多くの人のお陰で)、何処へ行っても、この時の「初心」を忘れたくないなと感じた事を今でも覚えている。

(多分、初心を忘れ、踏み外したら結果が出ないって、肌と、本能・危機察知能力で解った気もした)

一見フニャフニャして掴み処が無い同期だったけれど、男気のある奴だったな。(笑)

先輩の事とかで色々あったけれど今どうしているか・・・きっと俺みたいに立ち直ってくれている事と思う。

お店の外観はこんな感じで、災害とか抜きでアンテナショップのワリに、適度にシックで落ち着き洗練されている外観の感じがしたので、災害だからという持ち上げを抜きにして少し驚いた。

TAUの周りには、並びにルノアール、斜め反対側にドトールがあって、近くにみずほ銀行の看板。

  

少し足を伸ばすと有楽町交通会館があり、銀座では数少なくなってしまった三省堂の本屋さん

(昔は旭屋書店さん・福家書店さん・ブックファーストさんと本屋さんが沢山あって楽しかった)と、全国の物産館が軒を連ねている。

 

ここでは募金箱は見付けられなかったので、時々傷を抑えながら額に汗して新橋へ足を伸ばす。

新橋駅銀座方面出口の外堀通りから昭和通りにかけて、岡山県と鳥取県が一緒になった物産館「とっとり・おかやま新橋館」がある。

岡山県も今回の豪雨で甚大な被害を受けた県だ。

現在の1Fショップの営業時間は10:00~21:00

東京メトロ銀座線「新橋」駅3番出口からビル直結

JR「新橋」駅(銀座改札)

都営浅草線「新橋」駅

新交通ゆりかもめ「新橋」駅

都営大江戸線「汐留駅」

営業時間は違うが地域料理のレストランも併設

 

岡山といえば山梨と並んで桃と葡萄。旬の美味しそうな桃の手前に、募金箱が設置されている。

岡山県はB‘zの稲葉浩志やブルーハーツやハイロウズ・クロマニヨンズの甲本ヒロト等、自分がチケットを握り締めて直にLIVEへ足を運んだ人達も輩出している県で、実は自分の祖先が岡山出身なので、1回だけ岡山県の津山市へ連れて行ってもらった事がある。

もうかなり前だし、まだ自分で意識して地名を覚える年齢ではなかった為、連れて行って貰った記憶しかないが、縁がある場所で、大人になってから体調が良ければ自分のルーツを観てみたいという思いに近年駆られていた県だったので今回の災害はかなりショックだった。

岡山ってきび団子の他に何があるんだろう・・・

↓バターナッツ?なんだこの超巨大な瓢箪みたいなモノは?(まだまだ世の中知らない事、沢山あるなあー)

 

鳥取のウサギのお菓子と交互に置いてあったが、

(↓お菓子は嬉しい事にうさぎだらけ。近くに大久野島があるからか?それとも因幡の白兎伝説か?鳥取砂丘の月の兎か?)

 

あまりに熱くて脱水症状になりそうだったので、桃太郎が描かれた麦茶にした、この麦茶、大麦4倍濃縮で優しい味がした、東京では出せない水の味。

(東京の水は喉にひっかかる)

助かった、本当にこの暑さで脱水症状寸前。

これに水を詰めて、筋力回復の筋トレに使おう、昔プロボクサー2人とアマチュア金メダリストのボクサー1人に、本当にごく僅かの間だけボクシングの型と練習の仕方を教わったので、(元気な時は)今でもたまにその基本を大切にしながら練習をしているから、ペットボトルを持って負荷をかけて練習してみよう。

(身体が弱いからリングには上がらなかったけれど、それでも経験者に教わると違う、試合の見方も今までとはまるで違って観える様になった、ボクシングだけに限らないけれど、やっぱり自分でやってみるものだな)

まだ西日本代豪雨で被害を受けた県があるので、更に道路を隔てて斜め反対側にある愛媛県と香川県の物産館である「せとうち旬彩館」へ足を伸ばす。

  

レジに募金箱有り。

1Fのショップは10:00~20:00

 JR「新橋駅」銀座口
東京メトロ銀座線「新橋駅」
ゆりかもめ「新橋駅」
都営浅草線「新橋駅」
都営大江戸線「汐留駅」

営業時間は違うが地域料理のレストランも併設

 

実は愛媛とも縁があって、昔、短期間だがいろいろ関係があった人が愛媛の出だったので愛媛の事をちょっと聞いて自分で勉強をしたり、

青空市場で愛媛県の柑橘類業者さんに愛媛のスーパーの現状について質問をしたり

仕事でも愛媛関係の職場に派遣されていた事もあり、愛媛も何かと縁が深い。

あの頃は3つ掛けもっていて、過労で路傍の花が黄色く輝いて観えた時期があった。

でもそのぐらい楽しかったんだ。悔いは無い。

だから愛媛はジャコ天にパン粉を付けて揚げたジャコカツとか、今冶焼きとか、突然変移で新種が出来続ける柑橘類の事とか飲食の事はワリと興味を持っている。

そして実際に、ミカンや柑橘系を使った商品が多い、柑橘だけでポン酢やお菓子の風味付けになるから商品化し易いという感じもした。

(岡山の高価な桃やマスカットみたいに工場等OEMの原料として原価が上がり過ぎ、それが価格に反映し、消費者がやや手を出しヅライ値段設定になってしまう事とも違うし)

他にも小豆島のオリーブオイルや刺身醤油、↓柑橘類を使ったミカン醤油なんてものもある。

(凄い興味があったけれど、量が量だけに余ったらと考えて保守的な自分は・・・)

そして、やはり愛媛といえば、ゆるキャラの「みきゃん」だろう。

犬とミカンを足したキャラらしいが(さっきまで猫だと思っていた)、

2011年にデビュー、

2012年は827位、

2013年は11位、

2014年3位、

2015年インターネット投票で1位と着実に人気を伸ばしていたが、最終投票で静岡の家康君に逆転されてしまい2位と、いつもあと一歩の所で天下を逃している、そんな美味しいキャラクターだ。

(ライバルにダークミキャンが居て、常にみきゃんの足を引っ張ろうとするらしい・・・ナゼ?)

 

ありとあらゆるところに「みきゃん」が、もう「みかん」だか「みきゃん」だか解らなくなってくる。

(みきゃんラーメン?)

  

ま、仕事上、どういう愛媛人を観てきたかというのもあって、その印象もあるのかもしれないが、

(強いっつーかなんつーか)

この商品群を観て、愛媛県は大丈夫な気がした。

 

結局、昔から欲しかったストラップにしたが(結構高いのよ、でもこんな時だし)

「いいよかん」、「伊予柑」と「良い予感」をかけているのね。

(ポジティブな言葉を欲しかったから「いいよかん」にした)

オレンジ色(や黄色)は明るく元気にしてくれる色

(・×・)ミッフィーとかで知ったのだが色学だと、オレンジ色は挑戦する色だっけ?

黄色と共に希望と元気を象徴している!!

その後、新橋を通る事があったので、もう1回「せとうち旬菜館」へ行ってみたが、改装工事で閉まっていた

2018年10月5日からリニューアルオープンらしい。

(物産館にリニューアルとかあるのか・・・)

折角、感想を書いたのに・・・ダークミキャンが足を引っ張っているとしか思えん・・・

 

 お金や物を買ってなんとかするという訳だけではないが、身体がよく動かない私にとって、遠くに居る人達にとって、今出来る事といったら、これぐらいしかない。

あちこち痛くて、もう治らない箇所・元々弱かった箇所もあるけれど、このアンテナショップがある事と募金を行っている事を知って身体が動かずにはいられなかった。

目の前に病人や怪我人が居たら人間は自然と身体が動くんだ、それと同じだなと思った。

(昔、戦場のような業種で実際そうだったし、気付いたら動いているんだ、その事に気付いた小さな瞬間の事を大切にしたいと思った)

 

 「どら〇もん募金」とか様々な大きい募金が色々あるようだけれど、自分は動ける範囲で足を運び、僅かな募金とその地域や特産品に少しでも理解を深め未来で繋がる事を択んでみた。

どの道を択んでもいいと思うんだ。

 

優秀で心ある人が普段日常では自己アピールしない私を見抜いて「面接で本気だったのはアナタだけだった」とよく言われるが、本気以外に何がある?、だから多くの人々のチカラが少しづつ結集してキセキを起こせてきたんだ、

と身分が違い過ぎてあまり話をしていないのに見抜いてくれた人に感謝をしながら、決意を新たにした瞬間を思い出す。

 

治るかどうか解らないし、倒れても倒れても、不死鳥の様に羽を拡げ、前進していきたい。

 

 後日、東京駅から道路を隔てた日本橋側の富〇そばの角を曲がった「さくら通り」を入っていくと

  

現在「おかしのまちおか」を過ぎた辺りの左手に日本橋プラザビルがあり、そこに今回の西日本豪雨被害で最も被害を受けた広島県の隣の山口県の物産館である「おいでませ山口館」がある。

(近くに山梨県の物産館もある)

  

「おいでませ山口館」は1Fの中ほどにある

レジの所に熊本地震等の募金箱と共に、今回の西日本豪雨の募金箱も有り

現在、営業時間は10:30~19:00(12月31日~1月3日を除く)

12月30日は10:30~15:00

8月の土日はビルの法定電気点検日はお休みらしい。

東京駅や日本橋駅が近いと思うが、暑いけれど頑張れば大手町駅からも行ける。

 

山口県って幕末の史跡やフグ以外に名産は何があるのだろう?って観ると、

やはりフグをポン酢で食べるからか、ポン酢系がやはり多かった気がする。

あと、フクを食べる薬味・ふくカレーや・鯨も有名でくじらカレー・更に、夏みかんの名産地なのか、夏みかん系のサッパリとした商品が結構あった。

※確か食糧危機に備え、家の庭に植えてあると聞いた事もある

  

夏みかんサイダーは、新撰組の様にその行動力がリスペクトされているる高杉晋作と、その基になった吉田松陰が描かれており(歴史好きはそりゃ、買うだろ!!)、脱水症状寸前だったし、ブドウ糖が入っていたので経口補給水分になるかなと。

更に、あまりお菓子を食べない方なので、長くもつ夏みかんの皮を干した干菓子を手に入れた。

(男だから甘いのがそんなに得意ではないので、、たまに食べる時に少し食べれば丁度良いからこれなら食べ過ぎない)

オレンジピールよりも、もっとジューシーで全く苦くなくて(よく「灰汁抜き」がされているのかな?)、半干菓子みたいなイメージだった。

※まだ青い状態の夏みかんをスライスした「あおぎり」も緑の色合いのアクセントに入っていて、ちょっとお洒落な感じ。

追記→この干菓子を食べて後で気付いたのだが、人工的な混ぜ物の入っていない自然なお菓子(食べ物や料理)って、満足感が凄くある。

ここまで自然の物だけで作られたお菓子って違うのか?(↓・・・)と驚かされた。この違いは発見!!

 

以前、料理の勉強で、九州を回り、北九州から~山口県へ渡った時、下関で降りて砲台が設置されている波止場の海浜公園みたいな所を観ただけで台風に追われていたので、すぐに出立してしまった・・・結局「岩国駅」で「これ以上進めませんので北九州に戻ります」となったが、北九州側から下関に向かう時に買った「関サバ」の寿司弁当は凄まじく美味しかった。

(剣道をやっていたからかもしれないが、子供の頃から歴史が好きだったので、松下村塾とか、そういえば修学旅行とかも含め3回は行っている県でワリとここも縁と馴染みがある県だという事も思い出した)

 

序でにもう片方の親の出身地でもある山梨県の物産館にも足を伸ばしたが、子供の頃からほぼ毎年山梨の親戚のおばさん家に行っているし、少し前にも行ったばかりなので、お土産類は確実にほぼ把握しているからそんなに珍し過ぎる~っという訳には流石にいかなかった。

(今は亡き叔父さんに、囲碁を教えてもらって、後から自分で勉強し直して、今、少し打てるようになったんだ、亡くなる前に一緒に打ちたかったな、将棋ってロジカルに考えないといけないけれど、碁盤って凄く雄大な空間をアタマの中に想像出来るの・・・)

 

近年僅かに気になっている信玄餅アイスも気になったが、今回は山口県の募金箱に募金しに来たのとそんなに大金持ちでは無いので、昨年親戚に貰って美味しいと思った「黒玉」をバラで買った(山梨って甘いとか「味が強い」ものが多いけれど、これは見た目より甘くない事が逆に味のキレを醸し出していてお洒落な味となっている)。

今回、全部の物産館が自分の人生に縁が深かった県が多かったが、物産館巡りにハマりそう!!!

 

◎ここ数日、ニュースを観ていると、最高気温や、芸能や偏った報道ばかりで、あれだけやっていた西日本大豪雨被害についても各局、一切報道していなくて、西日本がどうなっているのか?情報をもっと欲しいのに、ほぼメディアからは何も入ってこない。

これじゃあ3.11の後と同じで、風化されてしまいそう。

 

その場だけ騒いだり、「又か」と、災害や事故に慣れっ子になって麻痺する事は、今後更なる危険が生じる可能性も大きくなると、仕事で「安全を司る部署」に居て、外の様々な経験を考慮しながら、いろいろワザと末端の下からジッと中を観てきて、そう感じるものがあったんだ)

だから今、僕(僕達)に出来る事をしてみようと思ったというか、気付いた時には身体が勝手に動いていた。

 

 本来ここでの記事は、もっと、

・癒し

・愉しい事

・人の為になる事

・未来に繋がる事

を書いていこうと当初は考えていたのだけれど性格なのか、

出版社での経験に則ってジャーナリズムを勉強し直し始めだったというのもあったからか、

「重く」なってしまった経緯があったが、本来はこういう記事を書きたかった。

自分にしか書けない記事は、自分の足で回って観た事・触れた事・感じた事を、書く事に変わりは無いが

誰かや、何かの為に、自然に身体が動く衝動ってそういう事なんだと思う。

 

オマケ

 

後日、東京駅・日本橋方面へ行くよう用事があったので、もう一度、山口・山梨の物産館のある日本橋プラザビルへ行くと、トイレのある奥の方に日本全国都道府県のパンフレットが棚に入っているスペースを見付けた!!

この光景は一見の価値がある。

  

  

(上記、写真右下のお菓子)左の「月まる」はやはり中国地方はウサギなんだな~と羨ましく感じたが、右の「柑太鼓」というお菓子が、山口らしい味で、自分には特に美味しいと感じられた。

優しい味なんだな、なんとなく解る気がする。

 

更にその後、新橋を通った時「とっとり・おかやま新橋館」へ寄ってみた。

今回は(勿論、まだ募金箱はあったし)鳥取の製品も観てみた。

そうか鳥取は『ゲゲゲ(墓場?)の鬼太郎』の作者である水木しげる(出生は大阪)が育った土地なのか。

すげー、鬼太郎どらやきだって(しかも原作Ver.と同じ絵柄・・・昔原作の1巻は持っていたが今思うとトーンが凄い画だったと思う、あの黒色はスクリーン・トーンなのかな・・・)

あと鳥取と言ったら『梨』だよな

 

で、よく見渡したら、1Fに買ったものを食べられるミニフードコートみたいなのがあるのな・・・

被災地の事を考えて岡山の物を買って少しここで休む事にした。

机の右側にキチンとゴミ箱とかもあってなんとなく実は使い勝手が良いのかも?という気がした。

(カウンターとミニボックス席が2つぐらいだったかな)

  

正直に言うと、虎ノ門から新橋・銀座に続く「外堀通り」は歩く距離が長く結構疲れてしまうから(更に家賃が高いのかベ〇ーチェとかド〇ールとか出店していないし)、丁度ここに休憩場所が欲しかったのは事実だ。

日よけ、雨風・雪よけが外堀通りには無いから・・・

若い頃、店で仕込み前にチャリで仕入れに行く時、寒さで心臓が止まりそうになったものなあ、キツかったあれは・・・

雨の日はまだギリギリで、台風の日と雪の日がヤバい・・・命の危険を感じる。

「とっとり・おかやま新橋館」の岡山の方に(←因みに鳥取は水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」とコラボした商品があるから、ある意味強い・・・)、この桃のお菓子があったが凄まじく美味しいの!!

最初、山梨の桃饅頭と似ているのかな~と思ってよく山梨に行くと食べるから予想をしていたが、、、これはかなり違っていて、ジューシーな桃を連想させる味のPOINTで、本当に驚かされた!!

これは本当に美味しい桃を知っていないと、ここの到達点を目指して改良・作成出来ない味!!

(調理師で料理人の自分が言うんだから間違いない!!)

山口県もそうだったけれど岡山って素材の味を活かす地域なんだなって段々と解ってきた!!

だから味がほっとするのかも。

プロには素材の味を活かしている事が評価されるのではと感じる。

本当は世の中が素材そのものの味を活かす方向性に向かっていて欲しいのだけれどね。

(本質を掴むというか)

やはり岡山は桃や葡萄(←マスカットも)の加工系で攻めて欲しい・・・、関東の果実系は結構味が強いけれど、でも、あっさり上品な岡山や西の味は本当に素材の味が解る人が気付く様な子供達に食べさせたい素材そのものの優しい本来の味の気がした。