食べ物の写真展示会~「食欲の壁」 | IGS-report

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超克舎 が主催する食べ物の写真展~「食欲の壁」を観に、目黒にあるギャラリー「やさしい予感」 へ行ってきた。
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このイベントを企画した超克舎の飯島モトハルさんは、武道家で中東の武術や居合いもするという。「武道の世界では『超克』という言葉は良く使われるのですよ」と飄々と優しく話される姿は、最初とても武道家とは思えない程、繊細で優しい印象を受けた。

飯島さんに「飯島さんにとって『食』とは何でしょうか?」と単刀直入な質問を投げかけてみたところ、飯島さんは一瞬考えてから、 「『業』ですな、私はそう思います」とおっしゃった。


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         壁には所狭しと食べ物の写真が飾られている。
                    


 「では、なんでこの面白い企画を思いつかれたのですか?」という質問をしてみたところ、「自分達、人の身体が一体何で出来ているのか?もう一度、多くの人と考えてみようということでこの企画を始めました」とのこと。


 又、ギャラリー「やさしい予感」のオーナーである大藤さんも「アーティストや写真家でなくても、少しでも多くの方が参加出来る様に携帯の写真や、様々な作品で間口を広めてみた」とさらりと教えて下さった。確かに、写真の他にも、PCの映像で作成された写真があったり、タバコの箱をチョコレートに見立てた立体的な作品があったり、写真以外の作品も見易い様に展示されていた。


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 作品にタイトルが付いているので、タイトル次第で、作り手の思いや考えが伝わる仕組みになっていて、それがアーティスト側と観覧に訪れた側の人を繋ぐものかな?とも感じた。

(タイトルが無くて、観た人が感じた事がテーマだという作り手もいるだろうが、やはり説明や経緯が解ると観ていて解り易い)


             因みに、飯島さんの作品はこれ(↓)

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複雑だが、文字と写真と白い紙の集合体という意味があるそうだ。きっと、この展示会自体が、飯島さん自身の作品の1つなのだろう。そういう意味もこの文字を写真に白い壁に飾った意味があるのかなと感じた。


 因みに次は、失敗してしまった写真展というのを開催するのが夢だそうだ。普段失敗して捨てられたり、消されてしまう写真にスポットを当てて、より写真を愛してもらおうという企画を考えているとのこと。消費者の目線に立った、難しそうだなと感じるアートや芸術の世界の敷居を私達にも下げてくれる飯島さんの存在と行動力は稀有だと思う。


是非、今後も面白い企画を提案して私達を楽しませていって欲しい。