前科者 (2022) | 浮遊家具

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黄斑変性症 SLE 双極性障害を機に始めました 社会から逃れ家の中だけにいる自分 浮かんで漂う家具のよう 治癒は進み 今は映画 写真 大好き YAHOOからの引っ越しでコメント、いいねがまっさらになってしまいました また 始めたいと思います よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

ふたつの仕事をかけ持つ阿川佳代、29歳。コンビニ勤務は至って平穏だが、もうひとつの務めは波乱に満ちていた。元受刑者の更生を助ける保護司という仕事で、国家公務員だがボランティアのため報酬は一切ない。 それでも阿川は、次々と新たな問題を起こす前科者たちを、「あなたは崖っぷちにいます!」と厳しく叱り、「落ちたら助けられなくなります」と優しく励ます。 「もっと自分の人生を楽しめば」と周りには言われるが、何があっても寄り添い続ける覚悟に一点の曇りもなかった。そんな中、阿川は殺人を犯した工藤誠を担当することになり、懸命に生きる彼を全力で支える。 ところが、工藤は保護観察終了前の最後の面談に現れず、社員登用が決まっていた自動車修理工場からも忽然と姿を消す。折しも連続殺傷事件が発生、捜査線上に工藤が容疑者として浮かぶことで、これまで阿川が隠してきた過去や“保護司になった理由”が明かされていく。置いてきた過去に再び向き合う工藤、彼を信じてその更生に全力を注ぐ阿川。二人がたどりついた先に見える希望とは──?

 

 

 

 

 

 

評価 ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

つぶやき

 

受刑者の更生を助ける保護司という仕事は初めて知りました。国家公務員だがボランティアのため報酬は一切ないという事実は驚きです。こんなたいへんな仕事を国はどう考えているのだろう。現状はあまりにも個人任せであり国が対応を逃げているとしか思えません。

この映画は犯罪を犯した過去を持つ人々が再び社会に馴染もうとする姿を描いています。主人公たちは自らの過去と向き合いながら、新たな人生を築こうと奮闘します。
犯罪や社会的な偏見という重いテーマを扱いながらも、人間の強さや成長、そして再起の可能性を描きます。キャラクターたちの葛藤や成長が丁寧に描かれており、観客は彼らの心情に共感しながら物語に引き込まれます。
また、映画は日本の社会問題や犯罪のリアリティを描きながらも、希望や赦しのメッセージを伝えています。犯罪者としての過去を持つ人々が、社会からの支援や理解を得ながら、再び立ち上がり、前向きに生きていく姿は感動的です。