やがて海へと届く (2022) | 浮遊家具

浮遊家具

黄斑変性症 SLE 双極性障害を機に始めました 社会から逃れ家の中だけにいる自分 浮かんで漂う家具のよう 治癒は進み 今は映画 写真 大好き YAHOOからの引っ越しでコメント、いいねがまっさらになってしまいました また 始めたいと思います よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年―真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた...。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。

 

 

 

 

 

 

製作国:日本 上映時間:126分

 
 

監督

脚本

原作

出演者

岸井ゆきの

浜辺美波

杉野遥亮

中崎敏

鶴田真由

中嶋朋子

新谷ゆづみ

光石研

 

 

 

 

 

 

評価 ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

つぶやき

 

引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈

自由奔放でミステリアスなすみれ

 

これは真奈から見た表向きのすみれ

実際のすみれではない

同居していた一年間

それも表向きのすみれ

後半でのすみれの実際の行動

「人と付き合うには周波数を合わせればいいんだよ」

と言ってたすみれとは別人

本当の自分を出せず

ドア影で涙を見せるシーン

何らかの闇を抱えていた(母親ともうまくいってない)

それを消化できない

そんな自分が嫌になり

行き先をメモに書き

一人旅

本当の自分と向き合うための旅

 

突然 親友を亡くした真奈

すみれが行ったであろう場所

同僚と車で向かう

いきなり数十mあろうかという防潮堤

圧巻

どんなことが起きたのか

その姿が物語る

波しぶきと轟音の中

地元の少女のわらべ歌

しっかりと耳を澄ます真奈

「海で亡くなった漁師の旦那の歌」

少女はぽつり一言

 

仮説

すみれの行き先はメモ紙のみ

本当はどこに行ったかは誰も知らない

そのため津波にのまれてない可能性もある

荷物は残されたまま放置

東京の自分を許せなくて

何処かに姿をくらました

そして 今も生きている

そうではないかと思った