劇団EOEの劇団EOE通信 -20ページ目

息=生きる


皆さん、こんにちは。

今日の稽古で印象的だったのは、次の言葉でした。

「息=生きる」

そういえば、人間は、
例えば、お化け屋敷に入ったとき、ドキドキして呼吸が速く浅くなります。
例えば、露天風呂に浸かると、ほっとして呼吸がゆっくりと深くなります。
息は、自分の感情に確かに密接に繋がっています。

逆に入試なんかの時に、深呼吸をして
気持ちを落ち着かせるなんて経験もあります。

そう考えれば、
感情が変化するからこそ、呼吸も変化するし、
呼吸も変化するからこそ、感情も変化するのでしょう。

だとすると、
舞台の上で、「嘘」の感情をするわけにはいきません。
そういえば、例えば2時間の舞台で、
ずっと板の上にいたとしても
一体、どれだけの時間、台詞を発しているのでしょう。
一人芝居でもない限り、1時間も発していないでしょう。
でも、その間も呼吸はしているわけです。
その呼吸からお客様に伝わるものも多々あると思います。

正しい発声のためだけではなく、呼吸は演技の上で大切なもの。
舞台で生きるためには、どんな呼吸をすべきなのか。
「息るとは、生きること。」
再認識する一日となりました。

出来ないの?やらないの?


皆さん、こんにちは。

今日の稽古で印象に残っていることが一つ。

今日の稽古では、
言葉を一切発してはいけないという稽古がありました。
時間にして1時間ほど完全に禁止です。
声に出す言葉も禁止ですし、当然、筆談なんかも禁止です。
そんな中、役者陣は与えられた様々な課題を
一つ一つ協力しあって(反発しあって??)解決していきます。

稽古後、「伝える」ということを考えました。
日頃、私達は、言葉というものを使って、
様々なことを伝えています。
いえ、言葉だけだったら、今回の稽古は成り立ちません。
ということは、言葉以外も用いて、
「伝える」という行為を行っているのでしょう。

それを踏まえて、座長から、こんな話がありました。
「伝える」と「演じる」は別の要素だと。
確かに、「伝える」と「演じる」共に要素のある演技もありますし、
どちらかだけの演技もありますし、
両者とも無い演技だってあります。

勿論、演じていれば、伝える必要はないという考えもあると思います。
いえ、そもそも、演じるということも必要ないという考えもあると思います。

ただ、座長はいいます。
両方とも出来るようになっておけばいいんじゃないか。
出来るようになっておけば、やるやらないはその場次第だからさ。

確かに、そうだと思います。
出来るようになっておけば、やるかやらないかは
その場その場で適切な判断を下していけばいいだけですから。
「出来ない」と「やらない」は大違いですからね。
そんなことを考えさせられる一日でした。

ハンバーガー店ではないですが。。。


皆さん、こんにちは。

先日「パッケージ」という話題を
こちらでも書きましたが、
やはり、第一印象って大切だと思うんです。

例えば、コミュニケーション学では、
人間は初対面の際、その後、1時間話したとしても
最初の3分で印象の8割が決まるというデータがあります。

あるいは、ハリウッドのシナリオ手法には
最初の10分で全ての状況を説明せよなんていうものがあります。

そういえば、先日、舞台を拝見しに出かけたところ、
開演時間が30分以上遅れて始まったことがあって、
ぐったりとして帰ってきたことがありました。

確かに、最初の印象が良ければ、
それから後の展開って楽なんですよね。
変な言い方ですが、
最初の印象が良ければ、その後の展開も好意的に受け取ってくれますし、
最初の印象が悪ければ、その後の展開も否定的に受け取ってくれますし。

そう考えると、最初のファーストインスピレーションって
本当に大切だなって痛感します。
だからこそ、パッケージの話に戻るのですが
舞台だけ良ければそれでいいやとは、私達は思えないんです。
だって、時間通りに来て、始まるまで30分も待たされれば
それは、どんな素敵な舞台をやっても、お客様の満足度は低いと思うんです。

劇場に一歩足を運んでくださってから
どれだけ、快適にお芝居を見ていただけるか。
それも、素敵なお芝居には、重要な要素だと思います。
そのためのマニュアル作りも、
劇団EOEの中では、早急に行われています。
こんなことを書くと、どこかのハンバーガー店みたいだなんて
揶揄されそうですが、私達は真剣に考えています。

お客様に素敵な芝居をお届けしたいというのが、
私達の切なる願いですから。