知ってるようで知らない格付けの話① | 肉屋の情熱わがまま娘 ERIKOの部屋

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肉屋の情熱わがまま娘からお肉博士にレベルアップしました、跡継ぎ娘のエリコです。今年創業65年になる田中精肉店の歴史と技術を引き継ぐのは、牛と、旅と、お肉が大好きなアラサー女子!!
"牛、旅、肉、に関するマニアックなこと色々書きます!よろしくお願いします✨

肉牛として、
牛が出荷されると必ず受けるものがあります。

皆さんも一度はA4とかA5とか
聞いたり見たりしたことはありませんか?

そう、
格付け
と呼ばれるものです。


一年前、
私が竹内牧場さんから初めて買った松阪牛は
A5ランクでした。



私は生体取引にこだわっているので、
お肉の格付け評価を受ける前に決めているのですが、

その後も数頭、
A5ランクの牛が続きました。


そんな時、


「A5(格付け)はタダの見た目だ」
.
と言う人がいました。

そしてそれに対して、
「私はA5を前面に出して売っていきます」
.
と言ったことがありました。
.
A5というのは、
お肉の格付け(ランク)のことです。

一般的に
A5のお肉は高級、美味しい、
というイメージがありますよね。
.
しかし実際のところ
格付けの際に試食はしませんし、
Aと5に別々の意味があることは
あまり一般には知られていません。
.
つまり
A5=美味しい
ではありません。
.
じゃぁやっぱりA5はタダの見た目なの?
と言うと私は違うと思っています。

つづく