当山も正月飾り準備真っ只中です
暮れの荒神祓いに伺うと様々な質問を受けます。
昨年聞かれた一つに松飾りについてが、ありました
『なんで、松を飾るの?いつまで飾るの?』
答え
年徳神様の降りてくる目印や依り代といわれています。
父から聞いた理由は
『先祖の霊が、山に帰る。松は一年中、葉が緑で昔から不老長寿や繁栄
の象徴で縁起が良い。だから、先祖の帰った力のある山から松を採って
きて年徳神様の依り代にして、家の繁栄を願うだ』と言っていました。
当山は、玄関だけでなく、神棚や本堂の花、先祖の花などにも松を
飾り人形といわれる紙垂を水引で結びつけます。
松飾りは暮れ(31日以外)に飾り、年明け7日頃に片付けます。
昔は、その年の恵方位の木に紙垂は、縛りつけておいたそうです。
今は、どんど焼き等でお焚きあげする方が多いと思います。
7日頃が無理ならば、14日までに片付けます。
当山は、28日の初不動の日まで松飾りをしています