中啓や朱扇、桧扇 お坊さんの小道具 | 塩山成田山の普通の日々

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霊感商法のせいもあるのですが、お化けというとただ怖い。
そう思われていますが、本当は、違います!
今、生きている方も皆、お化けになります。
私の体験談など載せていきますので、皆さん怖がらずご先祖様など大切になさって下さいね!!

中啓(ちゅうけい)って、読みますひらめき電球

お坊さんが正装の時に持っている扇みたいなものです。ニコニコ

普段の着物の時は朱扇。

更に正装の時は、桧扇を持ちます。

あれ、広げる事できないんです。えっ

中啓が邪魔になるときは、首の後ろにさしてるお坊さんもみます。

何故、そんな邪魔なものを持っているかというと

中啓や朱扇、桧扇は、座る時に鳴らし結界を張ったり、この世とあの世の境の意味を持たせる事もあります。

朱扇は、普通の扇子なので扇ぐ事ができます。

でも、扇ぐともちろん怒られます汗

三井寺では、右手に持ち腰の所にあて、左手は印を結んでいます。

父から

『朱扇は、刀の代わり。心に魔を入れないために持ち左手で印を結ぶんだ』と聞いた事があります。耳

本堂で読経する時、導師以外は板の間や畳の上に座ります。

その時に尊い経本を直に置くと怒られます。プンプン

必ず中啓や朱扇の上に置きます。

朱扇や中啓、桧扇にもただのカッコつけの小道具ではなくて、意味があるんですニコニコ