振り返り船旅 5日目 7月30日(火)


いよいよ、5日目です。
前夜に泉大津港を出ました 阪九フェリー ひびきは、
朝の6時前には新門司港に着岸いたします。

そのために、朝風呂は4時半から、レストランは5時から。
さらに船内の放送は5時から入るという 超早起き仕様が求められます。

必然的に4時台に起床。

ですが、着岸後にはすぐには降りることはありません(笑)
ツアーの仕様で、ゆっくり下船のプランになっておりましたので、
6時に一般のお客様が下りてから、用意された朝食をいただき、
7時過ぎに下船いたします。

ちょうど、部屋からボーイングブリッジが見えたのですが、6時に下船後、
次の下船まではブリッジが外された状態で、降りられないのかと一瞬
焦ってしまったりもしました(笑)


新門司港には、以前東京ー徳島間乗ったことのある オーシャン東九フェリーが先着。


あの時にはこちらの船の先代が就航しておりました。
まだまだ、今ほどの贅沢は出来ませんでしたので、大部屋の雑魚寝をしたのが
懐かしい思い出です。

また、徳島か新門司まで乗ってみたいのですが、一度贅沢な旅に慣れると
大部屋では満足できないかもしれませんね。


九州上陸後はまたまた観光バスに。
参加人数の関係で、3日に一度は2人で4席使えるのですが、今日がこの日。
いつもとは違い、後方の席でゆったりと移動します。

最初の目的地は宗像大社。
宗像は以前には宗像ユリックスに巡業でよく来ておりましたが、
宗像大社を訪れるのは初めてです。

駐車場のすぐ前に鳥居。


鳥居をくぐってわりとすぐに本殿。

これは暑い最中助かります。

こちらに祭られておりますのは、
田心姫神(たごりひめのかみ)
湍津姫神(たぎつひめのかみ)
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
の三柱の女神。

どうしてここに祭られたのか、古事記を基にした神話をバスガイドさんが
道中説明してくださいましたので、わかりやすかったですね。

第二宮 第三宮(ていにぐう ていさんぐう)は、伊勢神宮の式年遷宮の際に
建て替えられた古い社殿を使っているそうです。
伊勢神宮もつい最近行ったところでしたので、興味深い。


鳥居もそのまま持ってきたとのことで、伊勢神宮特有の二本目の横の木が
柱から飛び出していない形です。

写真に写っていますのがそれです。前の宗像大社の大鳥居や

後から出る太宰府天満宮の鳥居と比べていただきますと、一目瞭然かと。


簡単に説明を受けながら途中まで団体行動をして、その後集合まで自由。
せっかくですので、坂と階段を登ること約5分。


高宮祭場まで行ってまいりました。
ここは、市杵島姫神が天から降りてきたといわれる場所。
建物はありません

ツアーの方でここまで登ってこられた方は、私たち含めて3~4組でしたか。
きつかったですが、行ってよかったです。


その後、博多のよく知る街をかすめて昼食。
博多空港の近くでした。
鶏の水炊き美味しかったのですが、開始が11時前でしたので・・・早い(笑)

 

その後は、九州自動車道が事故で渋滞中とのことで、下道を使ったり、
迂回したり、運転手さん大活躍で太宰府天満宮に。


私はここは2度目。
家人に至りましては、5回目?6回目??と笑っておりました。
私の博多公演の時に来て、暇があったら一人で行ったりしてましたので、
まあ何度も来た場所です。

 



が、何といっても今は本殿の改修中。
こんな風景を見られるのは、あと少しと云う事でしたが・・・

仮社殿が本当に「なんじゃこりゃ・・・」
家人がそうつぶやいたところ、真横でツアーの方が「なんじゃこりゃ」
みんな感想は同じですね。

 

ちょっとわかりにくいのですが、中央のたわんだような物が仮本殿、

その上は向こうにある「山」や「林」ではなく屋根の上に植えられた植物です。

 

なんじゃこりゃ・・・でしょ?(笑)

重さでつぶれそう??に見えるデザインの屋根と、植えられた植物。
ガイドさん曰く、少し前は屋根の上に紫陽花の花が咲いていたらしく「びみょ~」
だったそうです(笑)


今回は、この貴重な仮本殿と、少し横にそれたところにある中島神社
菓祖田道間守を祭っております。


そう、『ヤマトタケル』の兄橘姫と弟橘姫のお父様です。


ここを見学した後は、時間もあまりありませんでしたので、参道に。
暑さに負けて、アイスキャンディをいただきました。




そして、今夜の宿に向かうわけですが・・・
とにかく大変でした。
九州道が渋滞しているとは聞いていたのですが、結果的には通行止め。
「普段はこの道は通りません」というような道を通ります。

この日は、船ではありませんので、何時までにつかなければ!というのは
ないのですが、別の意味で早く宿に入りたいわけが・・・(笑)


それがこれです。
宿のウエルカムサービス!


早速お風呂に入りまして、湯上りのビールをいただき、地獄蒸しの卵を。
これから夕食というのに、ついつい美味しかったのでいただいてしまいます。
ビールも、焼酎も(笑)



このサービスの一部が、17時まででしたので、ガイドさんも必死でした。
何とか大きな渋滞にも合わず、通行止めで引き返すこともなく、
到着することができました。

お酒好きの多かったツアーメンバー大集結でぎりぎりまで飲んでおりました(笑)

本当ならば、この宿で夕食をいただきたいところなのですが、
ツアーの悲しさ、バスで10分ほどの別の食事会場に。


いけすには関サバと関アジが。

ホテルに戻りましても、まだビールは飲むことができましたので、
ビール三昧(笑)

ほろ酔い気分の中、二度目の洗濯(笑)
洗濯を一度始めますと、約二時間。たたみ終わるまではそれ以上ですが、
それでも、洗濯物を持ち歩くよりはと、お洗濯をしてしまいますね(笑)

お部屋はこんな感じでした。

いよいよ旅も終わりに近づいてきました。

寂しいなあ~と思いつつ、翌日はまたフェリーですので、
もうこれ以降に使うものは小さいほうのスーツケースに。
洗濯が終わったもので、着ないものやお土産は 大きいほうのスーツケースに。

ちょうど写真の下に大きなスーツケースを広げても十分な広さもありました。


そんな大仕事をやりつつ、5日目の夜が更けていきます。