東京はこの週末はとても暑かったです。

その暑さの中、ふたつの「今年初めて」がありました。

 

まずは、お昼ご飯。

普段は昼は一人ですので、帰りに簡単に食べて来たり、帰って来てから

インスタントや冷凍の物を温めたりするくらいです。

 

昨日は、今年初めての 冷や麦をいただきました。

今までは薬味中心でしたが、去年からは断然「門之助さんちの素麺レシピ」で

頂く事が多くなりました。

今日は、連日ですが少し気分を変えておそうめんで。

 

これから休日の昼食もどんどん夏仕様になりそうです。

 

もう一つは、今年初めてエアコンを使いました。

今までは南からの風が入りますと、日中でも大丈夫だったのですが

今日は昼間に風が止まり、気がついたら部屋の温度が31,5度に。

 

ちょうど録画しておりましたドラマを見ようと思っておりましたので

その間だけ冷房を入れました。

見終わったらまた風が復活。

一瞬だけの夏仕様でした。

 

 

さて、夏と云えば歌舞伎座の夏。

来月の昼の部の演目『菊宴月白浪』の初演は1984年(昭和59年)10月ですから
今からおよそ40年前。久方ぶりの再演です。

昭和と云うとなんだかもうすごく古い時代のようです(笑)

私の子供の頃は祖母の生まれた明治がもう「明治は遠くなりにけり」と云う言葉で

表現されておりましたが、今はもう「昭和は遠くなりにけり」ですね(笑)



この演目は「忠臣蔵後日譚」と云うサブタイトルがございます。

『仮名手本忠臣蔵』では悪役として描かれている斧定九郎。

この物語の中では実は、万一、大星由良之助(大石内蔵助)が

吉良邸討ち入りに失敗した時のための 討ち入り二番手隊だった

と云う面白い発想から生まれました。

詳しい解説はお芝居の初日が開いてからまた少しずつ書かせて頂きます。


残念ながら初めの配役からは少し変わりましたが、仕方ありません

前回私がこの演目に出演させて頂いた時は32歳、若かったですね(笑)

と云う訳で私来月は昼の部の「菊宴月白浪」に出演させて頂きます。
例によってまた少しの出番ですが、どのようなお役かは今回は申し上げません
ウォーリーならず「猿三郎を探せ」で舞台にて探してくださいませ(笑)

熱い七月の歌舞伎公演がまた始まります。