2020年の年末から始まっていたあるテレビドラマのシリーズの
新しい放送が昨年末にありました。

それを記念してその前に第1話から第6話までの再放送が
やはり昨年末にありました。

とても気なるドラマだったのですが前回はなかなか見るチャンスが

ありませんでした。

 

と云いますよりも、2020年の放送時も家人が録画していたのですが、

見るタイミングを逃しているうちに、サクッと私が削除したとか(笑)

・・・記憶になし・・・

 

2021年の第2シリーズの時には その前に放送していた第1シリーズを

録画し損ねてしまいまして、そのまま無念の脱落。

 

私はあまり意識していなかったのですが、再放送を

虎視眈々と狙っていた人がいた模様。

かなり派手に「要録画」のマークがついておりました(笑)

 

 

と云う訳で、何年か越しにようやく見る事が出来ました。

本当は、大阪にDVDに録画したものを持って行っていたのですが、

豆台風が到来したのと、お酒を頂きまして早寝の日が多く、そのまま持ち帰り。

 

今年に入ってから、3連休を利用して第1話から録画してるのを
順番に見ております。

そのNHKのドラマのタイトルは「岸辺露伴は動かない」

原作は漫画で「ジョジョの奇妙な冒険」だそうですが そこから膨らました
オムニバスのオリジナルドラマだそうです。
すみません、私はその漫画は全く知りません。

家人は四半世紀くらい前に途中まで読んだから世界観くらいは分かるけど・・・程度(笑)

未だに「幸田露伴やっけ?」「それは五重塔」って会話をしてしまいますので、

私的には 最初はあまりタイトルにもピンとこなかったのでしょうね。


主演は高橋一生さん

高橋さんとは2016年1・2月に猿之助さんの「元禄港唄」で
ご一緒させて頂きました。
私が高橋さん演ずる万次郎にお能を教える場面があり
その後も親しくさせて頂いておりました。

その高橋さんが主演の第5話の「背中の正面」のゲスト出演が猿之助さん

このドラマ、この回だけでなはなく毎回不思議な設定でして
特殊能力を持った高橋さん演ずる漫画家、岸辺露伴が
謎を解き明かして参ります。

その露伴の異次元の世界を扱ったようなお話ですが、
妙に納得してしまうお話です(笑)

 

高橋さんは普通のお役ではなくこう云った変人(・・・失礼 最大の賛辞です)が

似合うのはなぜでしょうか?(笑)



もう1年以上も前のものですので、内容も書いてしまいますが、
猿之助さんがゲストの時は背中を見られてはいけない男のお話で
土地の売買が目的で訪れた猿之助さん

この猿之助さんのお役がちょっと訳ありで背中を見せられない男。

しかし好奇心を持った岸辺露伴についに背中を見られてしまい
今度はその呪いが岸辺露伴に移り高橋さんが背中を見せられない状況に・・・。

この二人が背中を見られない様にの真面目くさったお芝居の
何と可笑しい事か・・・(笑)

そして高橋さんが猿之助さんをず~ぅと背負いながらお話が進んで行くと云う
一種妖怪的な物語(笑)

一瞬・・・この二人元禄港歌では、義理の間とはいえ母子の間柄やったなあ

とふと頭をよぎりましたが、無理やり頭から追い出しました。

糸栄と乙雅三はとても同一人物だとは・・・

 


ま、このように物語の内容を書こうにもとても文章では言い表せないお話なのです(笑)


おそらくコロナの事もあり、登場人物も極端に少ないのですが

芸達者な方ばかりが登場して思わず魅入ってしまいます。
作り方も上手い!

現在第8話まで録画しており6話からまだ見ていないのですが
現実と異次元と入り混じってなんとも興味深いドラマです。

1年に3話ずつしか放送しない特殊な作品ですね。
アマゾン・プライムビデオの会員ならネットで見る事が可能です。

今年には映画化もされるそうです。
難しいお話ですがみな様も機会がありましたら、ぜひご覧ください。
今更ながら 妙にはまりました(笑)

つづきを見るのが楽しみです。