暖かい日が続くようになりました。
もうすっかりと 春の陽気でしょうか。

春の花の代表はやはり桜ですね。
東京のソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまっておりますが、
この後は八重桜の季節がやって参ります。


ですが、私にとりまして3月下旬~4月はもう一つ大事な花の開花が
あるんです。

とは申しましても、なかなか見に行くことができません。
そもそも咲いているところが多くなく、少し遠いのです。
4月は忙しかったり、東京に居なかったりして タイミングが合う事が少なく、
実は数回しか見た事がありません


勘のいい方は もうお気づきでしょうか。
そうです、猿三郎二輪草紙の元になった「二輪草」です。

日本全国で自生しているようですが、
東京の区部では準絶滅危惧種に指定されております。

そして、我が板橋区の区の花でもあります。

以前は二度ほど、都内最大の群生地である赤塚の公園まで見に行ってました。
自転車で大体25分くらいの距離でしょうか。



先日、家人がお休みだった平日、天気も良かったので舞台の後に行こうかと
思っておりました。

そこで、現在の開花状態を調べて貰ったのですが、今年は例年よりも少し
開花が遅くてまだ見ごろはもう少し先との事。

せっかくそこまで行くのなら、満開の二輪草を見たいなあ。。。
あれ? 次に行くチャンスは?? 結局今年も無理??
と思っておりましたら、区のホームページで気になる項目発見。

もちろん、最大の群生地は赤塚なのですが、うちのすぐ近所にも
群生地があるようです。


近くも近く、歩いて5分もかからないかも知れません

ここなら散歩で行ってもいいなと思い、先日、帰宅後昼食を食べてから出発。

正直、この辺りはステイホーム中に散歩をしていたコースの近くなのですが、
そんなところに公園があった覚えがありません。
マップで見てもあった記憶が??

ま、とにかく行ってみようと出発しました。
散歩コースの近くなのですが、確かに通った事のない道だったかも。
こんな所にこんな小さな公園があったのかと 驚きました。



しかも、ボランティアの方たちにより、綺麗に整備されているらしく
ちょうど花盛りでした。

チューリップ・・・あとは?もちろん私には 名前がわかる訳なく
家人に聞いたり、Google先生に教えて貰ったり。


肝心の二輪草は、公園奥の一角に植えられておりました。
まだ少し早いようで、2輪揃っている株は少なかったのですが、
それでも立派な二輪草を見る事が出来ました。




赤塚の公園と比べますと、規模は比較できませんが、向こうは崖の下、
こちらはすぐ足元ですので、写真も撮り放題でした。

必死に撮影しているところを撮影されました(笑)


こんな近くにこんなきれいな場所があるなんて、もっと早く知りたかった(笑)


後二か所くらい、まあまあ近くでの群生地があるみたいですので、
また天気のいい日には そちらにも足を延ばしてみようかな。