先日のブログで、板橋宿を一往復した話を書かせてもらました。

江戸に近い方から、平尾宿、仲宿、上宿と3つの宿から成り立ってます。
先日は写真は撮りませんでしたが、本陣、脇本陣があったのが仲宿。


今現在でもやはり仲宿の周辺が一番賑わっておりますので、なんとなくひっくるめて
「仲宿商店街」と云う様に、個人的には言っているのですが、実際には
いくつかの商店街のつながったものです。

 


と云う事を、先日初めて知りました(笑)

 

普段、この商店街(と云うよりも旧中山道)を歩いておりましても、
ついつい目線の高さのお店などしか見ておりません

ですが「ちょっと上見て歩いたら面白いよ」と一緒に歩いていた家人に云われて
改めて上を向いて歩いてみたら・・・今まで全く気付いていなかった事に
たくさん気が付きました。


まず、もう一度日本橋方面から進んで参りますと、おそらく平尾宿の始まりは、
現在の埼京線板橋駅あたり。
近藤勇の墓があるあたりから始まっております。

途中、現在では国道17号線で分断されてしまっております。

 

17号を渡った後、平尾宿は「不動通り商店街」と呼ばれております。
ここは私の自宅からは一番遠いところになります。


この辺りでは、よくこの子を見ます。

それがこの子。

 

鐘をついているのでしょうか??

別の子はまた違ったポーズをとっております。


調べましたら「ラッピー」と云う名前だそうです。
Lapin(ラパン)とHappyを合わせた名前だとか。
ラパンってなに??(笑)
フランス語でウサギの事だそうです。・・・板橋でフランス語・・・(自虐)

 

この商店街あたりでよくウサギのキャラクターがいるな程度の認識は
あったのですが、「不動通り商店街」のキャラクターでした。


この道を越えて、仲宿に入った瞬間、パタリといなくなりました(笑)

また、街灯にはこんなロゴが。「不動」です。


街道沿いに「観明寺」という寺があり、そこが成田山不動尊を勧請したことが
商店街の名の由来だそうです。


板橋区役所前駅からのびる王子新道を越えると「仲宿商店街」です。
ここの街灯は、レトロな大中小3つを組み合わせたもの。

そこに「仲宿」とついております。

一番シンプルな感じですが、おしゃれですね。
八百屋やスーパー、パン屋など、私の行きつけのお店がたくさんあります。

 

石神井川にかかる「板橋」を越えますと、昔の宿場名では「上宿」に入ります。
この商店街の名前が分からなかったので、今回調べましたら「板橋本町商店街」
だそうです(笑)

まんまですやん(笑)

 

街灯を見上げますと、商店街の名前は書いておりませんでしたが、ニリンソウの絵が
掲げられておりました。

先日も書きました「縁切り榎」
ここから普段は道を逸れまして 自宅方面に向かうのですが、ふとその先の街灯も
気になりましたので、少しだけ進みますと、


ここからは「坂町商店会」という街灯に変わっておりました。

 

と!写真を見ていて気が付きました。

ちゃんと「本町商店街」という表示がありました!!

奥が日本橋方向で、本町商店街、手前側が坂町商店会です(笑)

 

いつもはなんとなく「仲宿商店街」と思って歩いておりましても、いろいろな商店街の
複合のような感じになっているのですね。
それも、街灯で ちゃんと地域わけがされているのには驚きました。

 

 

東京には本当にたくさんの商店街があります。
特に、私の住んでいるあたりには、これ以外にも有名な十条商店街、大山商店街
と云った大きな商店街があります。
もちろん、十条も大山もまた細かく色々な商店街の寄せ集め。

もしかしたら、ここらも街灯などに特徴があるのでしょうか?
急に興味が湧いてまりました。

 

たまには上を向いて歩かなければならないですね。