今日の東京はいいお天気が1日続き 午後は暑いくらいでした。

 

せっかくの陽ざしなので、ちょっと旅行気分を味わいたくなり 
散歩がてら板橋宿散策です(笑)


ご存じのように板橋宿は日本橋を起点とした京へ向かう中仙道の一番目の宿。

 

板橋宿は旧道を江戸から歩いて来たとして三つのエリアに分かれております。
そのひとつ目が平尾宿、ここに板橋区の観光センターがございます。

入り口には案内をしてくれるリンリンちゃん


板橋の区の花「二輪草」がモデルになっているご当地キャラ?です。

私のブログの「二輪草紙」は、この二輪草と、バイクの二輪に掛けて付けた名でございます。

 

会館の中には色んな展示物もあり、宿場町らしく道中で使うものが展示してあります。


「強盗提灯」(ごうとうちょうちん)ではありません(笑)
(がんどうちょうちん)と読みます。

わかりにくいのですが外側をどのように持っても蝋燭は上を向いて立つようになっており、
サーチライトのように色んな向きに向けて照らすように考えられております。

 

『白浪五人男』の弁天小僧の大屋根から極楽寺山門に変わる場面の大道具の演出を
「がんどう返し」と申しますが、この道具から名前が来ております。

 

他に携帯用のお酒入れ ま 水筒ですね。お酒好きな人は持ち歩いているのですね(笑)

 

私も旅行に行くときは、水筒を持って行きますが、さすがにお酒は入れません(笑)

あ、台湾の夜市に行くときには入れていきました。

やはり考える事は同じでしょうか・・・

 

そして矢立、細い筒には小筆、丸い器には墨を浸した綿 要するにメモを取るための文具ですね。

これらはお芝居の小道具として私もよく目に致しますが、宿場町の紹介としては
また目の引き方が違います(笑)

 


平尾宿を過ぎると一番賑やかなのは仲宿、今でも商店街として
人通りが絶える事はありません

仲宿を過ぎて石神井川に架かる橋が『板橋』 区の名称になっている橋です。

 


観光センターに100年ほどくらい前の明治初年度の板橋の写真が飾ってありました。

 

おそらく道の角度と、同じように木の標が経っておりますので、同じ方向から撮っていると

思います。

 

板橋を越えると上宿。

 

この橋を渡り、少し行くと縁切り榎があります。 

 

私の住まいもこのあたりのはずれです。

 

今日は近場の板橋宿の観光でした(笑)

いつも買い物に行く馴染みの地なのですが、改めて歩くとまた、新鮮です。

 

本当は仲宿の途中くらいまでしか行くつもりはなかったのですが、思い立って板橋宿を

ほぼ端から端まで1往復してしましました(笑)

 

6千歩強、4キロちょっとのお散歩になりました。