今日は6月10日「時の記念日」です。 671年、天智天皇の時に今日 「漏刻」と云う水時計が作られたそうです。

 

これは「桶」に浮きの付いた矢等を置き、一定の間隔で水を増やし、
浮き上がる矢の位置によって時刻を知る事ができたのだそうです。

 

それまでは太陽の影で計る日時計だったそうですが、曇りの時や夜には時刻が分からず
この水時計は画期的だったそうですね。

それを今から1400年近くも前に天智天皇 自らが作られたとは驚きです。

それが、6月10日だったところから今日が「時の記念日」に選ばれました。
と、朝の情報番組で紹介しておりました(笑)

 


現在、上演している『日蓮』はそれからおよそ600年後のお話。
それでも800年前ですか? なんか時の流れに酔いそうですね(笑)

 

当時の鎌倉時代の日本、天変地妖 飢饉 疫癘 蒙古の襲来等々 大変な時代
でも、今とあまり変わりませんか?(笑)

 

若き日蓮はそんな世界を憂い比叡山延暦寺にて修行に励んでおりました。
そして独自の宗教理論を掲げて民衆のために立ち上がります。

 

面白くないのは一緒に修行している僧たち、日蓮の理論を受け入れることができません

怒りに燃える数人のそんな中の修行僧のひとりが門松さん

 

 

日蓮に突っかかろうとして同門の麒麟坊(弘太郎さん)に止められますが、
日本を憂いていると云う事では日蓮と同じなのでしょうね。

 

成弁(隼人さん)に諭され 日蓮がお勤めをしているお堂から怒りながら去って参ります。

ですが本来の門松さんはユーモアのある優しい人です(笑)

 

瀧乃屋のご一門ですが朝のブログの暑い7月の歌舞伎座奮闘公演を
一緒に生き抜いてきた今では数少ない戦友ですね(笑)

 

 

昨年の国立劇場での『勧進帳』の上げ浚いの会で久しぶりに再会いたしました。

今回、出番は違いますが一緒の舞台に立ちますのは『ワンピース』以来 1年4ヶ月ぶり。

時の記念日での時の流れを感じます。


かなり昔の事ですが、草野球チーム・モンキーズで他のチームとの試合の時、
門松さんがピッチャー、私がセカンドでランナー2塁を彼の牽制球で私が刺したのも
いい思い出です(笑)

 

時の記念日はいろんな事を思い出させてくれます(笑)