昨日、子供の頃の思い出のナポリタン・・・ではなくイタリアン
の話を書かせていただきました(笑)

実は今日のブログ 昨日に書いていたのですが、あまりにも長くなりすぎたので、

分割させて頂きました(笑) そのため、数日前にはほぼ完成していた内容です。

 

さらに今日より 歌舞伎座での全体稽古が始まり 『日蓮』のお稽古は夕方からなので

帰宅時間がかなり遅くなります。 多分。

 

 

今日以後、ブログアップが不規則となること 昨夜お知らせさせて頂きましたが

早速今日から不規則です(笑)

 

 

ですので今日のブログは昨日の続きからとなりますが・・・。   


現在ではお店でパスタを頂きますことは、最近非常に少なくなってしまいました。

どうしてもラーメン系に行ってしまって・・・(笑)

 

食べないことはないのですが、なんだかパスタの種類が増えすぎまして、何がなんやら。
家でも作らなくはないのですが、家人との好みが違いまして、なかなか意見の
一致を図ることが難しいのです。


家人は、家で別々に自分の食べたいものを作って一緒に食べる「勝手ランチ」の時に
時々パスタを食べております。
もちろん、簡単に混ぜるだけのものですが、その時のものが私には理解できません。
タラコや明太子のソース。
何でその組み合わせが成立するのでしょう??
タラコや明太子は、朝ごはんのアツアツの白米と一緒に食べるものです(笑)


そうはいいましても、結構食べる機会もあります。
アクアパッツァを頂いた翌日にはお昼や夜にそのスープを使いまして、さらに具材を足して
パスタが出てくることがあります。
これは今ではなんていうのでしょう?

とにかく名前が色々ありすぎて、何がなんやら・・・。

イタリアン(=ナポリタン)とミートソースだけで十分なんですが(笑)

 


そもそも、昔はあの形式の料理はすべて「スパゲティ」と呼んでおりました。
それが今ではいつの間にやら「パスタ」

パスタとは何ぞや??スパゲティとどう違うの?
と以前疑問に思いまして調べたことがありました。

 

昔から私たちが「スパゲティ」と呼んできたものは、正しくは「ロングパスタ」
ロングとあるからには、ショートもあるわけで、マカロニやペンネもパスタ。

スパゲティと云うのは、ロングパスタの中でも、1.9ミリのものだそうです。

 

ふーん
ちなみに我が家では 家人の好みでスパゲティよりも細い
フェデリーニと云うものが常備されているそうです。

昔は、もっと細いカッペリーニと云うものも使っていたらしいのですが、私が

「細すぎて食べた気がしない」という 訳の分からないクレームを入れたそうで、

少し太くなったとか。


前回と今回のブログ、できるだけ「パスタ」に統一しようと思いましたが、
長年の思い込みでかなり混在しておりますね(笑)

そもそも、「パスタ」なんて少し気恥ずかしい気もします(笑)
バブルの「イタ飯ブーム」の頃からの呼び名でしょうか?
ええんです、スパゲティで(笑)

 


という私ですが、昔ながらのナポリタン以外にも好きなパスタ(笑)があります。

それを初めて食べましたのは、今をさかのぼること36年前。
おそらくまだ日本では、ほぼナポリタンとミートソースの二択だったころです。

 

生まれて初めての海外、生まれて初めての海外公演。
ボローニャの地で食べましたそのスパゲティの美味しかったこと!!!

と書きますと、ボローニャですから大多数の方は、ボロネーゼと思いますよね(笑)
ボロネーゼではありません。

 

そもそも、ボロネーゼはミートソースの親戚?のようなもの。

もしその時に 食べたのがそれだったとしたら そんなに感動はなかったかもしれません。

「イタリアのミートソースか」だったかもしれません(笑)

 

その時に食べましたのはカルボナーラ。

 

最初見たときは なんだこれは??と思いましたが、食べて衝撃。
なんでこんなにおいしいの?? こんなのは日本では食べられない!
と 大感動いたしました。


「カルボナーラが美味しいから、絶対に食べて」と云ってくれたのが門松さん。
この海外公演以前の猿翁旦那のボローニャ大学での歌舞伎ワークショップの折

門松さんは参加して居り 1ヶ月ボローニャに滞在していたので美味しいお店をよく知っておりました。


そしてみんなで一緒に食べに行き その中に段之さんも居たと思います。
海外公演の思い出でも少し書きましたが、あの時のカルチャーショックは
まだ覚えております。


その後、10年?位しますと日本でもカルボナーラが食べられるようになりましたが、
残念ながらあの時の感動的なカルボナーラに匹敵するものは、今まで食べたことがありません

どうやら、日本では本場とは作り方も違うみたいですね。
もう一度あの幻のカルボナーラの味に出会うためにイタリアへ行きたいものです。