東京もとうとうGotoトラベル 65歳以上の使用は自粛と云う規制が出てしまいましたね。

都内を動くのにも なにかと気を使わなくてはいけない変な時代(笑)

ここの処、二週間に一度くらいのちょっと贅沢な東京旅をしておりましたが、

これも自粛しなければならないのでしょうか?

 

私の年齢がっつり、自粛対象になっているのにショックを受けるニュースでした(笑)

 

 

今、私自身は 散歩以外の外出は なかなできないステイホームの毎日ですが、
そのふさぎ込む気持ちを楽にしてくれるのが、夕飯時から晩酌タイムに見る
テレビの放送です。 テレビっ子猿三郎ですね(笑)


面白い番組は録画してでも見ておりますが、ドラマやクイズだけではなく
旅行番組や歴史番組もかなり録画して見ております。

 


昨夜は夕飯時に興味ある番組が無かったので11月30日(月)にBSーTBSで放送された
にっぽん!歴史鑑定「古代史ミステリー 日本初の女性天皇 推古天皇」を
家人と2人で見て居りました。

 

家人は大学時代 史学科を専攻したほどの達人 まあ、歴代の天皇の名前や
この時代はまだ親族婚が多くて誰と誰の子が○○天皇で と 
何代目の天皇は誰誰との親で・・・などなど、名前までポンポンで出て来るあり様(笑)

 

私はお芝居上、ある程度の時代の天皇の名前は知っておりますが 
さすがにそこまで詳しい事は知りません

 

推古天皇が日本初の女性天皇と云う事は知っておりましたが
在位何年でどういう事をされた方か・・・?

 

久しぶりに小中学校の歴史の時間の記憶をたどりましたが
家人はまるで歴史の先生のように番組で答えが出る前に
問題を出して来ます(笑)



推古天皇が厩戸皇子(私たちの年代は聖徳太子)を摂政に任命して 
遣隋使を送ったりした時の歴史的に二つの大きな事実は何?

と いきなりこんな問題が飛んできます(笑)

 

十七条の憲法はわかりましたが、冠位十二階は 「色が関係する」と云う
ヒントを貰ってやっと答えられました、すっかり忘れていますね(笑)


「なんでこんな難しい問題をテレビを見ながら試されなあかんねん!」
と 云いながら必死に記憶をたどっている自分が笑えました(笑)

 

 

夫の敏達天皇の崩御後、同母兄の用明天皇が即位しますが、2年で崩御、

その後、兄弟間での争いを経て、崇峻天皇の後に 女性として初の天皇に。

 

推古天皇はその優れた政治能力で 様々な政策をしていたとか。

 

そして当時の隋に追いつけ追い越せの外交政策、国内の平定 
飛鳥時代の文化の繁栄、寺院の建立 どれもこれも凄い手腕です。


それにしても飛鳥時代という古代の一つの時代を まず将来を期待した息子を見送り、

共に政治を行った 叔父の蘇我馬子、甥っ子の厩戸皇子 と云う 2人を見送りながら 
即位36年もの長い間、政を司り 74歳と云う高齢まで 現役を貫かれたのは

立派な方だったとつくづく思いました。


その後の大化の改新につづくこのあたりの登場人物は歌舞伎の
「妹背山婦女庭訓」他あたりで 一応 歴史的には知っておりますが・・・(笑)

お手上げです



家人は明日香の里が大好きなようで、幼いころから何度も訪れているとか。


私も何度か一緒に行った事がございます。

(リンクの前後に、2008年に行った時の旅行記がございますので、興味のある方は)

 

石造りの色々な遺跡を、解説してくれました。

これはまだ楽しかったのですが、○○宮跡 などと云う所で、大興奮の解説に、

「ただの野っぱらやん!」という大失言をしてしまい、10年以上たった今でも

責められ続けております(笑)

今なら、別の気持ちで楽しめるでしょうか?

まだ 野っぱらにしか見えないでしょうか?

 

ちなみに、飛鳥板葺宮跡でした(笑)

私は覚えてなんておりませんので、(野っぱらですから)家人に聞きましたら、

執念深く(笑)覚えておりました。やっぱり・・・(笑)

 

 

「ヤマトタケル」からの大和の国 今でも大きなロマンを感じます。

1500年も前に色んな事が行われた場所が未だに残されているのですから・・・。

野っぱらですが・・・(笑)

 

 

自粛期間が明け コロナが収束して日本全国の旅行が解禁となったら
大和の国 斑鳩の里 明日香の里はもう一度訪れてみたい場所でもあります。

 

 

と、綺麗にオチをつけたように思えますが、

今日のブログも、綺麗には終われません。

しっかり別のオチがございます。

 

ブログの下書きを致しまして、一応間違っていないかの確認の為に、

帰宅しました家人に内容を見てもらいました。

 

残念なことに、事実誤認が山のようにあり(血縁関係や、時代の前後などなど)

恐ろしい数の個所の訂正の指示を受けました(苦笑)

 

これでも、昨日の番組の内容を思い出しながら、例の日本史図録を読みながら

必死に書いたのですが・・・

 

何の資料も見ずに、箇所箇所にダメ出しをし、詳しい年代の前後だけを図録で確認し、

何とか歴史的に、間違えのないように、内容の訂正を指示してくれました。

大変だなあと思いながら、何とか少しでも手助けするつもりで、

「それ、ここに系図あるで」と横から云いましたら「このあたりは全部頭に入っとる」と

一蹴される始末。・・・大変失礼致しました。

 

我が家の女帝には完敗です(笑)