ジムニー JB64 を購入にあたって迷ったこと | ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

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今回、病気のくせに新車を買ったわけだ。


いろいろ迷い、このジムニー JB64 を愛車に選んだわけ。5MTである。

買う前から愛車である。


一番迷った点は、5MT にするのか、ATにするのか。


健康体ならば、5MT だったはず。

いや、デリカも売っ払って、ファーストカーとして、別の4躯を買ったかもしれない。


抱えてる病気は、骨をダメにする。

それも太い大事な骨から順に。


典型的なのが、脊柱=背骨=(頸椎と胸椎と腰椎)、そして肋骨、ほか

鎖骨の人もいる。

折れるだけでなく、溶け出す。

これで、腎臓に負担をかける。

白血球から変化して全く役に立たないガン細胞を大量につくるから血液が粘っこくなる。

これも腎臓を攻撃するらしい。


僕の場合、腎臓は無事らしい。


そして骨に話を戻せば、脊柱の各所に地雷があり、すでに5、6発は爆発。

その度に背が縮んでいる。

肋骨は限りなくたくさんが小爆発。

左足大腿骨の付け根も怪しいが無事。


ご承知のとおり、クラッチペダルは左。

大腿骨が爆発すればジムニーはムリ。


でなくとも、脊柱が爆発すると、転移の可能性やら、麻痺の心配まであり。


その意味では、この病気を抱えていても、ぎりぎり長く乗れるのは、AT 。


さらに、ジムニーはいわゆる癖の強いクルマ。

5MTであっても、きっちり練習すれば十分乗りこなせるが、いきなりハイどーぞと乗せても、苦労は否定できない。


だから、自分が乗る楽しみを半分にしても、家族と共有するには AT がベター。

自分の病気を考慮しても AT 。


一方、ジムニーは大変な人気車。

納車まで、

ATなら2年待ち。

5MTなら3ヶ月。

と聞いていたが、自分は2ヶ月だった。


ホントは2年待ってでも、AT にしたかった。


でもそんな時、あるブログの記事を読んだ。

新車が家に届いて奥様は乗ってるんだけど、そのクルマは旦那さんが注文したクルマで亡くなってから納車された、との内容。

ジムニーではなく別のクルマだけど。


うーん。唸ってしまった。


重たいな。

自分の選んだクルマを押し付けることになりはしないのか。


結果論として、僕は自分のためだけに選んだ。

ジムニー JB64 5MT。


妻が乗ろうとするか、しないかはお任せだ。

ファーストカーのデリカがあるから、妻の足は確保できてる。


ちょっと小回りのクルマが、そっと妻を受け入れてくれることを望む。

妻のお好みの車体カラーを選んだ。

せめて助手席に乗って欲しいなぁ。


無理なら、売っていただいて構わない。

ジムニーなら高く売れるから、他の軽ATは選び放題。コスパのリッターカーも買える。


これは息子にとっても同様。


息子にはマニュアル免許を取ってほしい。

ジムニーをどうこうと言う意味ではなく、マニュアル車の良さを知って欲しいから。

クルマの原点を知って欲しい。


そんなこんなで、ジムニー 5MT を選んだ。


颯爽と乗りこなす妻の姿を見てみたいが、無理かもしれないなぁ。


ま、エエか。