どうなんだろ?
自分は、電車やバスに乗るときは、杖を使っています。
転倒すると背骨がやばいからですね。
すでに2回背骨を折っていて、身長が7センチ縮んでいる状況。
そのうち1箇所は頸椎なのでさらにやばい。
さいわいにして、指先の痺れ程度の症状で済んでます。
背骨はね、髄(ずい)までいっちゃうとやばいですから。
そんなこんなで、電車やバスは不意に加速、減速をする可能性があるので、乗車時は杖を使ってます。
あるいは、外出して1時間以上連続して歩き回る可能性のある時も杖を持ってます。
股関節がやばいときがあるからです。
何度か歩けなくなったことがあるから。
ちなみに、カバンにはヘルプマークを付けてます。
釣りの時は、杖は持たないし、ヘルプマークも付けません。
もちろん、釣りは元気な時限定ですからね。
マイカーですし。
前提条件が違うわけです。
ただ、強い鎮痛剤は常に携帯してますよ。
いわゆる麻薬ですね。
緊急で動かなくてはいけない場合に備えて。
といっても、脊髄をザックリやられたら鎮痛剤なんて意味ないけどね。
そんな自分は、電車やバスで席が空いてれば座ります。
空いてなければ、立ってます。
健常者と同じモチベーションですね。
そしてそんな自分がそばにやってくると、大抵の人は寝たフリや携帯イジイジで視線をそらして、座席を死守してらっしゃいます。
だからといって、そういう人を恨んだりしません。
もっとドンと構えて自信をもって座ってればいいのにね。噛み付いたりしませんよー。
やましい気持ちを持つならば、席を譲って退散すればよろしい。ただそれだけの事。
見えないフリをするぐらいなら譲れば良いのに。カッコ悪いから。いい大人なんだし。
例えばね、誰かが自分に席を譲ってくれたとするよね、そうするとそれまで目を伏せて座ってた近くのオッチャン、オバチャンは途端に目を開けるのね。安心するんだろね。あー自分は座ってられるわ、てことなんでしょ。
自分が健康なころはどうしてたか。
何度も席を譲ったことはあるし、譲らなかったこともある。健常者でも無茶苦茶疲れてる時あるもんね。
ただね、卑屈な行為は慎んでました。フリはねカッコ悪いから。誇りある大人としてね。
座席争奪戦の強者にとって、優先座席なんて無関係です。もちろんヘルプマークも。
肌艶のいいオバチャンがデンと座ってるのを見たら、ぷっと笑いそうになります。
で、、
でね、最近、バスや電車に乗ってると、席を譲られることが少し増えてきたかな。
ありがとう、と言って申し出を辞退して立ってることもあります。
立ってられるときは立ってた方が足腰強くなるからね。
目的の駅が近い時とかは、立ってる方がいいよね。
譲る文化。変わってきたのかな。
ほんの数ヶ月前までは、絶対に譲ってもらったことはありませんでした。
それがデフォルトだったので、自分も期待はしてません。
ところが、ここんとこ席を譲られることがよくあるんですね。
なんでだ?
文化が変わってきてるのか?
それとも、ただの偶然か?
ただ、相変わらずエレベーターを占有する健常者は多いけどね。
てことは、偶然か、、。