国内のコメ価格の高止まりが深刻化する中、江藤拓農林水産相は22日の閣議後会見で、**「備蓄米を出しても店頭価格が下がらない。責任を重く感じている。申し訳ないと思っている」**と国民に異例の謝罪を行いました。
農水省は、流通の目詰まりを解消するため3月から計21万トンもの備蓄米を放出。さらに今月23日からは追加で10万トンを放出するなど、なりふり構わぬ対策を講じています。しかし、その努力も虚しく、市場への流通は滞り、コメ価格は上昇の一途を辿っています。
農水省が21日に発表した直近の全国スーパー約1千店でのコメ5キロ平均価格は、税込み4217円と、前週からさらに値上がり。なんと15週連続の値上がりとなり、消費者の家計を圧迫しています。
備蓄米放出という大胆な策も効果を発揮しない現状に、江藤農水相は重い責任を感じ、謝罪の言葉を述べました。しかし、具体的な打開策は見えず、国民の不安は募るばかりです。一体、いつになったらコメ価格は安定するのでしょうか。今後の政府の対応が注目されます。
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