2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕直前に、前売入場チケットの販売状況が発表されました。4月9日時点で累計販売枚数は906万5655枚。目標としていた1400万枚には大きく届かず、厳しい現実が明らかになりました。
最も売れたのは「一日券(超早割・早割)」で751万枚。次いで、会期前半限定の「前期券」が71万枚、「開幕券」が37万枚となっています。しかし、明日12日の販売終了を目前にしても、目標達成は絶望的な状況です。
当初、昨年11月末から販売を開始し、開幕までに1400万枚を売り切る計画でしたが、大阪府の吉村洋文知事も9日の会見で「(残り3日で)1400万枚は難しい」と明言しました。
もっとも、吉村知事は「日々の販売枚数は増えている」とも強調。1月には週5万枚だった販売数が、直近では週19万枚に増加し、最終テストランの日には1日で5万枚を売り上げたと言います。
万博協会は、損益分岐点である1800万枚の販売を目指すとしており、予約で会場が埋まらない日には当日券を販売する方針です。
開幕まで残りわずか。果たして大阪万博は、目標の入場者数を達成できるのでしょうか?今後のチケット販売の動向に注目が集まります。
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