「安過ぎないか」という声もある。
東京湾岸署に約1カ月半勾留されていたASKA被告(56)がきのう(3日)、700万円で保釈された。
同署前には200人もの報道陣が詰めかけ、10人前後のファンの女性の姿も。「元気にしているのか心配」「もう一度歌を聞かせてほしい」などとエールを送っていた。
中には長年ASKAを追い続け、今月1日から3日連続で同署前で保釈を待った“ツワモノ”もいた。
そんなファンたちの思いとは裏腹に、ASKAは無言で一礼して迎えのワゴン車に乗り込み、逃げるようにその場を去った。ASKAは釈放後、「裁判まで医師の指導を受けます」と謝罪コメント。都内の病院に入院するとみられている。
初公判は来月28日だが、それにしても700万円という保釈金には疑問符が付く。あの酒井法子は500万円だったし、罪状は違えど、小室哲哉は3000万円、ホリエモンに至っては3億円だ。“一流のアーティスト”にしては額が小さ過ぎないか。
日大名誉教授の板倉宏氏(刑法)が言う。
「保釈金は罪の軽重も加味されますが、本人の財力によって額が大きく上下します。今回は初犯で、覚醒剤の所持と使用はそこまで重い罪とはいえません。とはいえ、ASKAさんほどの人物なら最低でも1000万円ぐらいが妥当でしょう。弁護士が値切ったか、実はそれほど資産がないのかもしれません」
熱狂的ファンからの“売り上げ”は、一体どこに消えたのか。
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