ガムを久しぶりに食べた話 | えんそくオフィシャルブログ「クラオカユウスケのSeven Rock Days 2」Powered by Ameba

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ガムって滅多に食べません。
だって飲み込めないじゃん。
間食はチョコ、グミ派。ぶうです。


さて、突然ですが、
顔の筋肉を鍛えると若返りや小顔効果があると言われていますが、アゴを動かす筋肉を鍛え過ぎるとどうなっちゃうのでしょうか?
ティラノサウルスに代表されるようなダイナソーフェイスになっちゃわないでしょうか?


人間は限界を突破すると、想像していなかった未体験ゾーンに突入してありえないことが起こったりします。
今日はそんなどうでもいいお話。


実はアタクシ昨日、あまりに腹が減ったんだけども、どうにも「ペットボトルの蓋を開けた時に外れるトゲトゲしたプラスティックの輪っかでも食べようかな」ってくらい食べるものが何にも無く。
普段はお菓子と言えばチョコかグミかに落ち着くお子様タイプですが、
珍しくガムをチョイス。
そいつをずっと、それこそずぅぅーーっと噛み続けていました。
そう、空腹を紛らわすのには何度も噛んで満腹中枢を刺激するのがいいと博識なぶうさんは知っていたのでね。
その点ガムは凄い!
なんたってなくならないんだからうってつけ!無限に噛み続けることができる!満腹中枢もぶっ壊れるんじゃないかってほどだ!(まぁ結果的にガムを噛む効果だけではさすがに気を紛らわすくらいで、空腹を凌ぎ切る事はできないとゆう事を証明する結果になったけれども)
ちなみにそのガムは「ストライド」。
そう「ストライド!ストライド!ストライド!ストライド!ストライド!・・・味長持ちガム!ストライド!」でお馴染みの
「味長持ち」が売りのガムであります。
よぉし!これなら相当の時間空腹をごまかすことができるはずだ!
ところがこれがとんだ誇大広告。ちっ!
もしくは俺の唾液の類稀なる分解効果(味ってそうゆうもんなんだろうか?)により平均時間を遥かに下回る味の持続時間になってしまったのだろうか?(まぁ普段普通のガムも食べないので、そもそもガムの味持続時間の平均が分からないのですが)
とにかく一枚20~25分程度でほぼ無味のぐにゃりとしたものに変わり果ててしまう。
だけど昨日の俺はくじけなかった。
そのガムを捨てずに口の中にとっておいて、ネクストガムを投入!
そう、俺にはストライドは小さすぎる!
両の奥歯が喧嘩するとはまさにこのことで、そもそも小さめのこのガム、噛んでいるうちにエキスが出てきてそのぶん縮小するのか、無味になる頃には、あの駄菓子屋で売ってる白くて小さい箱に5、6個入ってるフルーツ味の丸いガム(わかるかね!?)をケチケチ一粒だけで噛んでいる気分だ!
そしてガムとゆうものは意外や意外、無味の一つと新しい一つを混ぜてみても意外と味が薄くなったりはしないものなのだ!(それを俺は経験上知っている)
そうして空腹を紛らわす為に噛み応えを追求していった結果、いくつものストライドの成れの果てが一体となり、長時間の租借の結果完全に混ざり合い融合。それはただの白いぐにゃりとした物体Aとなった。
そうこの物体A、こいつをを仮に「ジミー」と呼称しよう(笑)
まるでカンガルーの子育てのように、口の中で何時間も大事に育て休日を共にした相棒だ、それはもはやただの「ガムの成れの果て」を超え、名前を授けられるほどに俺の中で存在感を増幅していった。
そう、味とはうらはらに…
うーん。
ジミーよ。
柔らかくて大きなジミー。
ちょっとべとついてきたジミー。
味が無さ過ぎる…
味が無いにもほどがあるぞ…。
おかげでちょっと具合が悪くなってきた…。
あ、でも食欲も失せてきたぞ。ラッキー?
しかし、あまりに無味。
無味の中の無味。
今年の無味オブザイヤー受賞は間違い無し!
もはや舌が自分の唾液の味を感知し始めそうだ…。


さて、どうしたものか。


そこで俺はジミーに新しいDNAを注入することにした。
そう異物混入。別のガムとのフュージョンを試みた。
ジミーの肉体に追加されたガムの話はどうでもいい。
巨大なジミーの肉塊(ガム塊?)にあっとゆう間に取り込まれすぐさま味を失ったことについてもどうでもいい。
なんとこの実験により!
ここでジミーにとんでもない変化が起こったのだ。


なんじゅやこりゃあ!!
いきなりすげぇ!!
固い!!
固いぞジミー!!
乾きかけの紙粘土のごときぐんにぃーーとした歯のうずまっていく感触(俺は何でも口に入れてみる子供だった!!)
食べ物に例えるならばグミ!いや、むしろこれは子供の頃買ったガシャポンのゴム人形でも噛んでいるようなハードな弾力!!!(もう一度言おう!俺は何でも口に入れる子供であり、ガン消しなどはもはや食べ物とカウントしていたっ!)
えぇい!望むところだ!!
こちとら元より噛み尽くすことが目的よ!!


ぐにゃぐにゃぐにぐに…
ぐにぐにぐにぐにゃくちゃくちゃ…


お!?


ぐにぐにくちゃくちゃ…


ほらほらほら!じょじょに柔らかくなってきやがった!


くちゃくちゃくちゃくちゃくっちゃくっちゃ…


俺は勝ちを確信した。
さすがにストライド単品で構成されていた時のジミーほど柔らかくはならなかったものの、逆にいい感じに「固めのガム(相変わらず無味)」に変質したニュージミー。
俺はジミーの新しい力に打ち勝った、もとい噛み勝ったのだ。


そしてまた俺はジミーをひたすらに噛み続けた。


…そしてついにジミーに別れを告げる入浴タイム。
さよならジミー。お前の事は忘れない。
なんだか気分が悪いよ。
胃が変だ。心なしか頭も痛い。
もう二度と会うことは無いだろう。
おかげで一日で1キロ体重が減ったよ。ありがとよ。
だがもう二度としないよ。
せめて次はありとあらゆる味のガムを用意しないとダメだ。ミントだけじゃキツイ。拷問だ。
本体自体が無味になってからもなお口の中に残ってぬぐえないミント感。しかも歯磨き後の爽快感とは違う甘ったるさ…。
ぐったりするぜ。アゴにのしかかる疲労感。
せめて誰かしょっぱいガムを出して下さい。
そうすればまだ行けた。
理想はホルモン味です。(それってほぼホルモンの真髄やん。牛さんの腸な。)


しかし。


本当の衝撃は口の中がからっぽになりミント感が消え去った頃。
就寝直前に現れた。
この時間になりニュージミーの本当の力は最大限に発揮されたのである。


痛ぇ…
痛ぇっ!!
耳の下あたりの顔が痛いぇ!
何コレ!?扁桃腺の異常!?
違う…。口を動かすと走るこの違和感…
これは!?そうか、口を、下あごを動かす筋肉だ!
まさかの顔の筋肉痛だっ!!!
やられたっ!!ジミーの残した呪いだっ!!!


そう。
よく噛んで食べると太らないと言います。つまり逆説的に考えると、「デブはあまり噛まないで食べる」
普段あまり物を噛まずに食べていると推測されるぶうさんが、いきなり一日中、日々使わない「噛むための筋肉」をアスリートばりに酷使してしまい、
ただいま絶賛「筋肉痛」!!
奥歯の奥、耳の下、扁桃腺の上にある名も知らぬ筋肉!
そんなとこが筋肉痛になる話など一度も聞いたことがありませんが、
租借する為の筋肉が悲鳴を上げている!!
そんな未知の領域に、ジミーと過ごした短い休日は、私をいざなった。


うーむ…
やはり何事もやり過ぎは禁物。
皆さんもお気をつけ下さい。
小顔効果を通り越してダイナソーフェイスになってしまうかもしれませんよ?


あ、ちなみにもうすぐ始まる過酷なツアー、
ツアー中はきっと「食」に困るでしょうから、
地元の皆様からの美味しい差し入れを期待していますよ。
はっはっはっは!!