2023年12月17日から家族旅行に行ってきました。
息子は小さい頃から神戸や舞鶴など護衛艦を見学に行っていたせいか、そちらに進む道を決めてたよう。
受かると思わなかった防衛大学校に受かったので、機会がなくなるであろう家族旅行にお祝いを兼ねて行ってきました。
行き先は江田島といつか行ってみたいねと言っていた呉の「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」。
また、存じ上げてはいたのだけれども、サブマリナー(潜水艦乗り)の鑑として、当時の世界中の多くの人の心を揺さぶった「佐久間艇長の遺書」のレプリカも大和ミュージアムで見れて感動でした。
ちなみに、いまの人はあまり知らないかもしれないけれど、この遺書は夏目漱石が名文と激賞していて、与謝野晶子も追悼歌を十余首も詠んでいるんです。
当時は修身の教科書にも取り上げられ、アメリカでさえセオドア・ルーズベルトによって国立図書館の前に遺言を刻んだ銅板が設置されたそうです。
いまもイギリスの王室海軍潜水史料館には佐久間艇長と第六潜水艇のことについて説明がされているそうです。
その他のそんな資料にふれていると、巡っているうちに当時の人の心情を思い、不覚にも落涙しそうになりました。
あとは宿や港巡りや「からすこじま」あたりで艦艇を間近で見ることができました。
下の写真は左に「おやしお」型、右に4隻の「そうりゅう」型
下の写真は いずも型2番艦「かが」の艦首。F35B用に四角く処理が終わっている。
あと、港めぐりをしていると、北朝鮮のICBM発射を受けてなのかはわかりませんが、あぶくま型一番艦「あぶくま」が呉から出航していくのとすれ違いました。
とりあえず、今回はここまでで。
江田島の第1術科学校や幹部候補生学校のお話はまた今度。