絢爛豪華 名古屋城本丸御殿
2018年6月8日。
名古屋城本丸御殿が三期の工事を経て完成、公開されました。
本丸御殿は、1615年に徳川家康の命によって建てられ1945年、先の大戦の犠牲になるまでの330年間存在した近世の城郭御殿だったのです。
第三期工事では、徳川将軍が上洛のため宿泊する部屋、絢爛豪華な「上洛殿」が現在の技術と伝統的な技法で素晴らしい建築物として蘇りました。
また、お殿様が入るお風呂、「湯殿書院」はサウナのような蒸気風呂であり、湯船はありません。
清州(愛知県清須市)にあった家康の宿舎を移築したものだと伝えられている「黒木書院」は、良質なマツ材が使用してあり、落ち着いた雰囲気の空間となっています。ヒノキをふんだんに使用した本丸御殿の中にありながら、当時の生活感を感じることができます。
名古屋城本丸御殿の再現性は、他の歴史的建築物と比べ非常に高く評価されています。
1930年(昭和5年)に城郭建築として国宝第一号に指定され、採寸され、詳細な図面や写真が数多く残っています。
戦争が終わる3か月前に、名古屋城が灰燼に帰してしまったことは大変惜しいことでした。
当時は日本軍(陸軍省)が使用していたため、内部を構成する障壁画、天井絵は取り外され、別の場所に保存してあったのも今回の完成に繋がる奇跡なのかもしれません。
現在、それらの障壁画や天井絵は狩野派の絵師たちが描いたもので、重要文化財として1047面が現存し、正確に復元作業が行われています。
今の本丸御殿はまだヒノキの白っぽい色をしていますが、時間が経てばだんだん色が濃くなり、視覚的にも引き締まってきます。
この真新しい新鮮味のある本丸御殿は今でなくては見られない姿なのです。
建築紛争予防研究会
昨日は、弊社の加盟している「あいけん」(一般社団法人愛知県建設産業協会、職業訓練法人愛知県建設センター)の建築紛争予防研究会でした。
(年4~5回開催)
講師は建築紛争を専門に扱っている弁護士事務所、匠総合法律事務所の弁護士萩野貴光先生(写真)。
メンバーは、工務店、設計士、大工職人等で構成され、毎度かなり深堀りした内容となります。
今回は、瑕疵担保責任と不法行為責任について様々な角度から問題点を議論し検証をしました。
また、各地の弁護士事務所に工務店等から相談のあった内容を例にその対応等も教えていただきます。
弁護士事務所でありながら、消費者だけでなく、供給者(建設業、不動産業者)の目線で議論できるのは特出しています。
建築には瑕疵やクレームは付き物ですが、メンバーの実体験に基づいた話を聞かせていただくのは貴重な体験です。
この研究会での研究を今後も弊社の事業に活かしていこうと考えております。
あけましておめでとうございます|2018
あけましておめでとうございます
平成30年、戌年の幕開けです。昨年の酉年は、地球規模で政治や経済が劇的に変化した年となりました。ITの進化が加速度的に進む第4次産業革命が興り、時代は「革命の渦」の中にいるように感じます。
振り返ってみますと、30年前、弊社を起業した頃には、通信手段としてファックスがオフィスに導入され、時代の変化を思い知らされました。そして携帯電話が自動車電話やポケットベルに取って代わり、現在ではスマートフォンがなければ仕事になりません。デスクの上にはPCの液晶ディスプレーが並び、連絡はもっぱらE-mailになり、オフィスの風景は一変しました。AIは人類の想像を超える速度で進化し、ロボット、自動運転、電気自動車の時代が当たり前となるのも遠い未来ではないようです。
そして、不動産を取り巻く環境は、少子高齢化、人口減少、空き家問題等、今まで経験したことのない、避けられない社会現象と正面から向き合う時代に突入しました。
我々も、この時代の変化に対応するため、創造的で持続可能な事業の在り方を考える必要があるようです。この革命の渦にのみ込まれながらも、皆様に満足いただけるサービスを実現できるよう知恵を絞り、汗をかいていこうと思います。
本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
平成参拾年 元旦
株式会社 円昭
代表取締役 前田由紀夫












