この節目に過去の軌跡を見つめなおしています
今、世の中はピンチの時代。だからこそ明るい未来を信じて
チャンスを信じる脳変革を活用する時。
■15年前の波瀾万丈ストーリー
2006-01-17
《★優菜の人生&ビジネス★ ~凡事徹底が心の現われ~》
詐欺事件が発覚し地獄につきおとされた日がなつかしい
今は元気に前向きになれた自分を振り返.る。
立ち上がっては倒れ、這い上がっては突き落とされる連続だった。
今年は飛躍を目標に地道にコツコツと具体的に歩く 動く。
優菜に大切なことを教えてくれた人がいる。
詐欺当時、助けていただいた叔父だ。
叔父は、初めて優菜の事務所に来訪した。
叔父は昭和36年会社を創立。
大手ゼネコン下請けしとて土木建築機械販売やリ-ス、
工事請負などで事業を拡大し現在大阪浪速区に10階建てのビルを所有。
兵庫県、静岡県に営業所をもつ。
この不況時成長企業として注目されている。
平成13年に夕刊フジ社長奮闘記に
建設界のエキスパ-トとして紹介されている。
『大手企業や金融機関の破綻、
株価の下落など多くの企業にとっては苦難の道を
強いられている日本。
建設業界においても厳しい風が吹いている。
そんな中、社長のもと社員一丸となってがんばっている
元気印の会社がある。
土木建設機械の販売 リ-ス 工事下請け 新製品・技術開発まで
ト-タルに事業展開をする。
50人以上の優秀なスペシャリストを率い常に先を読む経営で
裸一貫からここまで育て上げた。
自分が完全燃焼する生きざまを見せることで
社員を引っ張っていく勇気あるタイプ。
何事にもパワ-全開で取り組む。』
叔父は厳しい人だ。
何をしとんねん。売り上げと仕入れの金額をきっちり把握しとんのか!
朝一番から威勢のいい大阪弁の怒声がフロアに響きわたる。
『いつも朝からこんな調子です。
僕は昔から重役出勤なんかしたことない。
人間は朝早くから働かんとね』
身ひとつで大阪へ。
とりあえず食べるためにそのころ流行の白タクで儲けた。
そのお金で機械を購入し、会社を創立。
最初はテント張っただけの事務所だった。
順風満帆なことばかりでなく、辛酸をなめたこともあった。
5000万の不渡りで裁判になったこともある。
新しい機械や技術開発にも力を注ぎ、
実用新案取得は7件以上にのぼる。
自分自身が現場に入り、
真っ黒になって汗するからこそ納得のできる商品開発ができる。
社員には常にビジョンを持って働けと言っている。
そして上司に気つかうんやったら頭使えと。
会社 社長 社員が常に一体になっているからこそ
業績が伸びるというのもうなずける。
『何事も目標もってやる社長。自分から率先するので頼りになり
安心してついていけます』と女子社員は評する。
半年間、優菜は叔父の会社社員のマナ-教育に携わった。
社員とのかかわりで社長の凄さが伝わってきた。
叔父はビジネスに大変厳しい。
その代わりがんばれば、実績となれば思いっきりご褒美をくれる。
アメとムチでけじめのある頑張る社員を育てている。
叔父の苦労話を聞くと自分の甘さがよくわかる。
ビジネスで厳しく叱咤激励やアドバイスをくれるのは叔父しかいない。
その叔父が優菜の事務所を見回し、口を開いた。
『事務所が雑すぎる。教育を指導する事務所やろ。
もっと整理整頓してしっかりと掃除せんとあかん。
資格の賞状は教育指導できる宝や。命や。
埃まみれやないか。もっと愛情もって磨いてきれいにせんと。
売り上げを考える前に当たり前の継続ができなあかん。
狭くても大切な会社を雑にする心構えじゃあ
売り上げはあがらんし社長失格や。
今までの優菜はうわべだけの華やかさに気をとらわれすぎている。
もっと大切な足元固めやなあかん。
当たり前の継続が心の現われや。仕事に向かう姿勢や。
厳しいこと言うけれどがんばってほしいから言うんやで』
そのとおりだ。飾っている賞状は埃まみれで茶色にくすんでいた。
それどころか傾いていた。
仕事の元になるはずの事務所をまったく大切に扱っていなかった。
そういえば叔父の会社は広いのにいつもきれいに整理整頓が徹底され、賞状はしっかり磨かれている。
徹底的な掃除に乗り出した。
情報源のパソコンも裏も埃にまみれていた。
賞状をしっかり磨き、不要なものは捨て、
今年の目標を筆で書き飾った。
それなりにすっきりとずいぶん落ち着いた。
叔父の言葉を心に刻み、
毎日愛情もって掃除を怠らず気持ちよく業務を開始している。
叔父は、信念もって会社を愛し大切にしたからこそ今の成功がある。
その根底には当たり前のことを継続することにこそ
本気の心の現われを映し出す、という
基本があるのだ。
凡事徹底が心を現わす
叔父の言うとおり 優菜は理屈が先行して足元が弱い。
足元が弱ければ成長するわけがない。
具体的な実行をしっかり継続しようと心に決めた。
そしてまた叔父の具体的な叱咤激励を
素直に実行していきたいと思った。
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こころが元気になるメッセ-ジ ☆o。。o☆o。。o☆。。o☆。。
【 虫のいいこと 】
人間はとかく虫のいいことを考えがちで
雨が降っても自分だけはぬれないようなことを
日常平気で考えている場合が多い。
別に虫のいいことを考えるのがいけないというのではないが
虫のいいことを考えるためには
それ相応の心がまえが必要なのである。
雨が降ったら誰でもぬれる。これは自然の理である。
しかし傘をさせばぬれないでもおられる。
これは自然の理に順応している。素直な姿である。
だから自然の理をよく見極めて
これに順応する心がまえを持ったうえならば
どんなに虫のいいことを考えてもかまわないけれど
傘も持たないで自分だけはぬれないような
虫のいいことを考えているならば
やがてどこかでつまずく。
つまずいてもかまわないというのなら何も言うことはないけれど
人はとかくつまずいたその原因を他人に押しつけて
自分も他人も不愉快になる場合が多いから
やはり虫のいいことはなるべく考えないほうがいい。
お互いに忙しい。忙しいけれど、ときには静かに自分の言動を
自然の理に照らして
はたして虫のいいことを考えていないかどうかを
反省してみたいものである。
◇◆◇松下幸之助氏 大切なこと より ◇◆◇
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