富井電鉄デハ13が完成 | まほろ市発なんでもありのブログ

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先日の3D鉄道模型祭りで買ってきたスキマデザイン製の新京市電40形を用いた富井電鉄デハ13が完成しました。




この電車は塩江温泉鉄道が開業に合わせて川崎車両で製造したガソリンカー。


正面を馬面にした独特のデザインが特徴で、更に片ボギーという下回り。さらに我が国唯一の標準軌の非電化私鉄でした。


しかし戦時統制によるガソリン規制の煽りを受けて、昭和16年に廃線になりました。


5両あったガソリンカーは西武大宮線や布引電気鉄道の車両の下回りを履かせて大陸へ。

満州国の新京市電の40形となりました。


戦後もそのまま長春市電に引き継がれて昭和40年代まで活躍したそうです。


近年長春市電として大陸へ渡った姿がXに載っていましたが、スキマデザインさんがその姿を製品化。


3D模型祭りで購入しました。


ワタシは勿論富井電鉄化。


2軸動力をそのままボディーに嵌め込みました。


独特なビューゲルはピンクに塗装。



可愛らしい小型電車なので、今後も富井電鉄の一員として活躍が期待されますね。




夢が拡がります。