来る12月16日に遠鉄30系のうちカルダン編成であるモハ51+クハ61の編成が来年1月の廃車を期にさようならイベントを行う事になったと昨日のTwitterで知りました。
この編成は昭和55年、遠鉄では初めての音の静なカルダン駆動を取り入れた電車でした。
それまでの国鉄80系譲りの湘南スタイルを引き継ぎながら、下回りの改良と正面を中心にデザインが大きく変わりました。
だけど形式は30系のままでした。
まずヘッドライト、テールライトが腰元へ降り、一体化。
他にも前面窓が西武のようなセンターピラーの細いものになりました。
行き先方向幕もオデコ中央に付き、車内の貫通ホロもキノコ形の大きなモノから普通サイズに戻りました。
台車はモハ25と同じエアサス台車でしたが、音が今までとは違って静なモノでした。
というよりこんな遅くまで吊り掛け車両ばかり作っていた遠鉄の方が不思議ですね。
そんな遠鉄に新風を吹き込みました。
しかし1編成のみで終わってしまい、この車両のデビュー四年後には1000系電車が登場。
遠鉄の近代化の歴史が始まります。
またこの編成の導入に伴い30系のトップナンバー車両が廃車になったのも皮肉ですね。
この編成は昭和55年、遠鉄では初めての音の静なカルダン駆動を取り入れた電車でした。
それまでの国鉄80系譲りの湘南スタイルを引き継ぎながら、下回りの改良と正面を中心にデザインが大きく変わりました。
だけど形式は30系のままでした。
まずヘッドライト、テールライトが腰元へ降り、一体化。
他にも前面窓が西武のようなセンターピラーの細いものになりました。
行き先方向幕もオデコ中央に付き、車内の貫通ホロもキノコ形の大きなモノから普通サイズに戻りました。
台車はモハ25と同じエアサス台車でしたが、音が今までとは違って静なモノでした。
というよりこんな遅くまで吊り掛け車両ばかり作っていた遠鉄の方が不思議ですね。
そんな遠鉄に新風を吹き込みました。
しかし1編成のみで終わってしまい、この車両のデビュー四年後には1000系電車が登場。
遠鉄の近代化の歴史が始まります。
またこの編成の導入に伴い30系のトップナンバー車両が廃車になったのも皮肉ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190907/06/enolagay1945/29/ab/j/o2048115214578586545.jpg?caw=800)
ワタクシはこの車両と言えばカルダン車両だったので、全く興味がなくいつも吊り掛け編成に連結されている姿を見るだけでした。
YouTube等の動画サイトで走る姿を何度か拝見していた時、103系みたいなモーター音をしていたので、ちょっと気になる存在の車両でした。
そんな矢先、去年夏の遠鉄花火大会の運転の最中初めて乗る機会に恵まれました。
確かに103系のような走行音でしたが、音もそこまで煩くなくちょっと期待外れ。
程無くモハ25へ乗り換え吊り掛け音にずっと浸っていたことを思い出します。
カルダン車両だった故に末期はモハ25に比べて注目度も低くかったような気がしました。
それでも走るとなるとそれはそれで注目度も上がっていたような感じがしました。
来年度の新型車の導入に伴い30系はこれにて全廃という話を聞きました。
最後は来年3月あたりに両方ともさようならイベントをするものだと思っていましたのに、意外な結末ですね。
普通であれば同じ旧型車両の中でも吊り掛け電車を先に廃車にし、カルダン車両を最後まで残すのを良く聞きますが。
モハ25は動態保存にするのかなとも思います。
今遠鉄の一番人気ですし、これを廃車にしてしまったら今後の客寄せに大きな影響を与えるような気もします。
この車両のさようならイベントの翌日は奇しくもおんな城主直虎最終回の日。
浜松を盛り上げた大河ドラマもお仕舞いですね。
物語の舞台には同じ遠鉄の廃線になった奥山線の駅名が出ていたので、とても寂しいです。
番組を盛り上げたユキロックのコンビも見れなくなるのは淋しいなあ。
まあどちらもお疲れ様でした。
楽しい思い出をありがとう!