新京成300形電車 | まほろ市発なんでもありのブログ

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昨日RMモデルズの3月号が発売になり本屋で立ち読みしていた。

何時ものつまらない新製品情報,..

しかし前月末埼玉模型フェスタの情報欄に驚くべき模型が記載されていた。

京成沿線のイエロートレインより、新京成300形電車のキットが発売されたとのこと。

新京成300形電車。

元は京成300形電車を払い下げたものだが。
昭和11年、京成開業時頃の木造車に鋼製車体を乗せた更新車。
車体も小型でブリル台車を付けていた。

戦後まだ単線だった新京成へ譲渡した。
当時の新京成では小型で扱い易く重宝がられたそうだ。

しかしなんと木造のままだった45形電車と共に昭和40年、大栄車両で京成3000系モドキの小型車体に更新された。
勿論木造車時代の下回りだったので、パワーが弱くモハ+モハのユニット編成だったそうだ。
しかもうち1両はアルミニウム車体の試作車体だったらしい。

しかし路線の複線化が進み、8000系が入線するとひとたまりもなく昭和53年までに廃車解体の運命をたどった。

この数ある新京成の旧形電車の中でこのクルマを知ったのは吉川文夫さん著の探検鉄道だった。
更新された14mの小型車体とブリル台車。
テールライトが丸型だったのが印象的だった。

新京成模型館にも、この電車の模型が展示されていた。
これが運転したい!!って思ったのは言うまでもない。

その後、イエロートレインのホームページを確認したが、どうやらイベントで完売してしまったようだ,..

追って45形電車も発売されるようだが。
価額が8000円~9000円前後。
うーん非常に悩ましい値段。
真鍮キットなので仕方がないけど。
正直今度の東急鉄コレより欲しいかも。