警察署の警備課で勤務した際に所轄内の洪水ハザードマップを作製したことがあります。
3.11震災発生を受けて地震だけでなく風水害のハザードマップを作製しろという本部下命でしたが、前例のない仕事でしたので作業の進め方がわからず、ない知恵を絞ってまず区の土木建築関係の部署に過去の区内の浸水状況の数値データを頂き、特大の地図に過去の記録からに最大水深の数値を書き込んで色分けをし、気の利いた女警さんにお願いしてパソコンで綺麗に仕上げてもらいました。
作成したハザードマップを逆に区に提供したところ、我々が作成したマップに多少手を加えて広く区民に提供しました。
ということで、ハザードマップはあくまでも過去の数値を基にしていますので、今回のような未曽有の災害時には参考程度にしかならないことはご想像のとおりです。
さて、船橋市のハザードマップによれば私の居住地は河川決壊時の想定水深は50~100cmとあります。今回心配だったのは決壊した際には車(バイクも)が水に浸かってしまう可能性が大きかったので正直なところ心配しました。
次の画像はタイの水害時の画像ですが、極めて単純な対策ですが有効な方策だと感じます。
ネットを検索したら同じようなことを考えられた方もおられました。
日本円に換算しますと2万円程度なんですが、これで車が守られれば安い保険かもしれません。
タイでは水害が頻繁に起こり、復旧まで数ヶ月なんてことは当たり前のお国なので陽気な国民性も併せて自分たちの財産を独創的な発想で守ります。
バイクも・・・
ペットも…
また水害時にも車両を稼働させるため…
後進国であるタイに学ぶべきことが多いなと感じませんか。。