【愚か者】トイレに忘れた【けん銃】 | 自宅警備員のチラ裏

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 家内が病に倒れ介護のため早期退職をして自宅に常駐するようになったおっさんの日常です。
 趣味の無線やバイク記事に好んでお邪魔いたします。

先般、大阪府吹田市でけん銃奪取事件が発生し、けん銃の取扱いについては、より慎重を期さなければならない情勢下において何故にこんなマヌケな事案が発生するのでしょうか。吹田市の件では「警察官けん銃不要論」が一部報道で取りざたされたばかりなのにです。

とある思想を持ち警察弱体化を図る目的で活動をされている方達へは美味しい材料を与えることにもなりました。

 

https://www.sankei.com/west/news/190628/wst1906280049-n1.html

 

正直なところを言わして頂くと地方の警察官が都市部に来て頂いても使い物にはなりません。右も左もわからない地に連れて来られても、長閑な土地柄とは勝手が違います。警備に従事中、めまいを起こすような人数が目の前を行き来して、更に道案内を求められたり落とし物を渡されたりと頭がいっぱいいっぱいで、けん銃すら忘れてしまうほどの脳が飽和状態だったのは容易に想像がつくところです。

※ 地方警察官の能力が低いという意味ではなく勤務環境が違うという意味で、むしろ採用人数が少ない県警の方のが優秀だとの認識があります。

 

応援部隊をもらう側は、私的にですが頭の痛いところで地理不案内も手伝っての車両事故や検問においてトラブルを起こされたりで、その対応に奔走させられ自分の仕事どころではなくなった経験があり、以後の応援部隊受け入れにはナーバスになったものです。

 

かつて、都下で開催されたサミット警備では苦情が殺到しました。「道を尋ねても全く分からない警察官が何人もいる。」といった類の通報です。当たり前です。地方から出てきて東京の道なんか案内できる訳がありません。かつて「お上りさん」なんて言葉がありましたが警官だって例外じゃないのです。

地方の警察官もこのことは自覚していて、東京オリンピック2020では多くの他府県警所属の警察官も動員されますが聞くところによりますとオリンピック前の駆け込み希望退職者が増えているということです。敵前逃亡で情けない話ですが史上空前の警備になるといわれては尻込みする気持ちも理解できます。

 

けん銃を置き忘れたバカヤローは言語同断ですが、人員さえ揃えば何とかなるという安易な警備方針が要因していることは否めません。

 

こんな下衆な記事を一生懸命書いている私も含めた愚か者に送る歌です。