本来ならば神秘のダムⅡDAYSと行きたかったのだが、あいにく
明日の火曜日にどうしても外せない所用があるため、やむをえず別
プログラム。パン屋さんは単独で神秘のダムに向かっているのだが
現地は大雨のようである。
ひとまず日帰りでもいいから何か釣りには行きたい!という事で
N氏に打診したところ同行釣行は快諾を得たので、後はどこに行く
かを決めなければならなかった。
お互いあまり経験のない場所に行ってみよう、ということで候補
を挙げていったところ、N氏としては初場所、自分も2回目となる
フィールドに行くことに決定となったのであった。
そう、実に9年ぶり2度目の訪問となる「希望の川」である。一体
いつ行ったのか? をさかのぼってみると…
この時であった。川崎のカズさんと共に2月のクソ寒い時にデコり
に行った時以来の2度目の訪問なのである。自分的にもほぼ初場所?
と言ってもいいくらい経験のないフィールドではあるのだ。川の仮称
のコードネームはこの時に「希望の川」と呼んでいたので、そのまま
希望の川、とした。
4時30分に現地集合し、N氏とともにセッティング。一応川の名
はあるが、大本湖とは水門で区切られており、ほぼ止水域と言っても
いいただの細長い沼状態の川ではあるが、便宜上エントリースポット
のエリアを下流、橋よりも上流を上流、ということにしておこう。
謎の川とは同水系であるため、同様の釣り方をメインに探っていく。
水温は25-26℃だが、気温は予想よりもかなり低く半袖のシャツだと
肌寒く感じるくらいの日であり、念のため持ってきてあった薄手の
パーカーを終日脱ぐことはないくらいの気候であった。
N氏は真夏のローライトコンディションに合わせてポッパーで流し
自分はクランクとテキサスで流していくが、一度ラインスライドが
あった程度。そうこうしていると、N氏がポッパーで30cmくらい
のファーストフィッシュをゲット。さらにはバックスライドの葦撃ち
で2尾目。
この2尾目の釣り方をヒントに、自分もノーシンカーで葦撃ちを
することにした。ワームバッグの中身が神秘のダム仕様であるため
ベイトタックルでカバーをノーシンカーで撃てるようなワームは
唯一カバースキャット2.5インチのみしか入っていなかった。
これで葦際にピッチングしていき、着水したらただ待つだけの
釣りを上流に向かってひたすら続けていく。
すると、橋の手前のストレッチだけやたらと好反応。 ここで
ようやく自分もファーストフィッシュからのさらに連打。
アベレージサイズはだいたい25~30cmくらいだがファイトは
元気でトルキーなのでこれでも結構楽しい。どうもテキサスでストン
と落としてしまうと食わないようで、ノーシンカーをふんわり入れて
やるとバイトする、といった状況のようである。
余談だがランディングネットを新調した。というのも従来のネット
が色んなところが切れてどうにもならなくなってしまったからである。
ただ、ちょっと小さくて使いづらいのよね…。
という話はさておき、橋を越えて右側のストレッチをさらに撃って
いくと、追加でポツポツ。
そうこうしていると霧雨状態だった雨がやや本降りになり始めた。
なんとN氏はレインウェアを忘れた、という(笑) 仕方ないので
橋に戻って橋の下で雨宿り。
雨宿りながらダウンショットで…
N氏も雨宿りフィッシュで追加したりして2人とも6本づつ。
雨が弱まったタイミングで再び上流側へ行き、2本追加。
写真は撮影していないが、もう1本同じくらいのサイズを。
10:30頃に再び強い雨が降り始めてしまったため、再度
橋の下で雨宿りしつつ、早飯を食う。
その後、すっかり雨が上がってから再開したが、ここでN氏と
自分でのエリア選択で大きく結果が変わってしまったのであった。
自分は午後は数をのばせずどうにか2本追加してジャスト10本
の二桁に乗せることができた。
対してN氏は自分の倍のトータル20本近いキャッチで更には
本日最大となる42cmまで含めての驚異的アジャスト!!今日
完全に初場所でありながらのこのアジャスト能力は本当に凄い。
まあその辺の釣果の差の話はともかくとして、この水系ながら
二桁釣れるって本当に素晴らしいことだ。サイズはともかく確実
に魚影が濃いというのは貴重である。同水系の謎の川はここ数年
パッとせず、3本釣るのがやっと、という状況なのだから…。
そんな訳で14:30にはエントリー場所に戻って片付けて終了。
N氏とともに日本一うまいラーメンショップに寄って帰ることに。
帰りの道中、単独神秘のダムをやっているパン屋さんから報告が。
雨パワーで爆釣!だという。自分も体制を整えて次週再び神秘
のダムへと向かう予定である。 それではまた次週の記事で!