書くべき内容は山積している。

どれから書けばいいのかわからない。

 

これも、サギえもんに時間を取られたせいだ。

 

 

 

そんな不満はさておき、記憶の新しいうちに轟さん手配の合コンについて。

薄い内容であったため、時間が空くと忘れてしまいそう。

 

 

 

まず、みなさんの関心事、E子は合コンに来たのか。

 

はい。

彼女は前触れ通り、来てくれました。

 

 

 

10年ぶりに会った筆者の感想。

「か、かわいい…」

 

昔から可愛らしかったのだが、10年の時を経てその美しさは増していた。

 

この美貌をもってして、なぜ婚活戦線に立たないのか。

年齢が彼女の美しさを奪う前に、今こそ売るべきでは。

 

短絡的な筆者は、そう思った。

 

しかし、この美貌は、彼女の「結婚には興味がない」という立ち位置を裏付けるものでもあった。

本気を出せばいつでも結婚できる。

でも、本人にその意思はない。

 

それだけのこと。

 

 

 

E子「わたし合コンなんて慣れてないから…黙ってていい?てか、相手変な人じゃない?」

 

そう言いつつ、清楚なネイビーのワンピースに白カーデ。

最も男性に好まれそうな衣装である。

 

その他の女性参加者も女性らしい装いであったが、筆者は不運にも現場打合せの日。

スカート、ヒールはご法度である。

日程が決まった時点で、筆者は戦線を離脱した。

 

 

 

参加者の構成は以下。

 

男性陣:

・京大卒弁護士

・某自動車メーカー企画職

・韓国コスメ社長

・美容外科医師(幹事)

 

 

女性陣:

・某メーカー海外営業職

・地方公務員

・E子

・筆者(幹事)

 

 

 

仰せの通り、“インテリジェンスレベルの高い”女性をそろえた。

全員早慶以上。

 

容姿は、キレイ系からかわいい系まで。

どうだ、この品揃え。

 

筆者は保護者ですが、何か?

 

 

 

男性陣の品ぞろえもなかなかであった。

 

合コン百戦錬磨と見える、チャラい自動車メーカー。

見た目は地味だが手堅い弁護士。

兵役で鍛え抜かれたボディと若干可愛らしい日本語がウリの韓国社長。

とにかくお金の匂いのする美容外科。

 

 

 

前半で、盛り上がったのは、職業当てクイズであった。

男性陣が、女性陣の職業を予想するという。

 

メーカー、公務員、筆者、とクイズを経て、ラスボスはE子。

 

E子の生業を知らなかった筆者も参加する。

 

 

 

E子「いや、わたしの仕事、全然面白くないので。予想しなくていいです。自分で言っていいですか?」

 

そうして、E子は淡々と現在の自身のステータスについて語った。

 

全員「あ、うん、そっか。」

 

その瞬間、E子に嫌な思いをさせたかもしれない。

あるいは、他の人を白けさせたかもしれない、と筆者は憂いた。

 

しかし、杞憂。

みな、楽しそうに時を過ごしていた。

 

 

 

衝撃的だったのは、男性陣のつながり。

 

職業に共通点がないことから、高校の友人なのだろうと予測していた。

しかし、そのつながりは、轟さんならでは。

 

 

 

車。

 

 

 

車好きという共通点で集まった方々らしい。

通りでお金を持っていそうな職業の方ばかりだ。

轟さん×4で、もはや車の字が12コ。

 

 

 

とはいえ、轟さんご本人は、意外にも面白い発言をしたり、

ギャルソンのTシャツが可愛くて、やっぱりおしゃれだな、と思ったり。

 

意外といい物件だったかもしれないと反省した。

 

 

 

飲み会はそれなりに盛り上がりを見せ、幕引きとなった。

 

友人の一人は、韓国社長に連絡してみると言う。

筆者は、弁護士合コンにつなげるべく、弁護士に連絡する。

 

しかし、2,3往復ののち、未読スルー。

さようなら。

 

 

 

轟さんからは、飲み会直後に連絡があった。

 

轟「今日はありがとう!!また今度ごはん行こう!」

 

いや、あなたとごはん行ったことありませんけど。

 

筆者「うん、また行こー♪」

 

轟「お願いします!!」

 

 

 

ついでに訊いてみた。

 

筆者「今日は気に入った人いなかった?笑」

 

轟「みなさん素敵な方でした。ただ、大変失礼ながら、僕の好みでは…。」

 

正直か!!

 

 

 

合コンなんてそんなもの。

その場限りの楽しい飲み会に過ぎない。

 

E子が成果を残したか否かは定かではない。