先日、結婚相談所 ―初級編 その2―において、容姿の改善が必要と結論付けた。
読者の方から、容姿がすべてじゃない!というお声もいただいた。
しかし、まずはお見合いを許諾していただけなければ、その他の要素も使い道がない。
改善すべきは、容姿もとい写真である。
筆者の容姿そのものの改善はさておき、まずは写真について再考することにした。
写真は、結婚相談所に紹介されたスタジオで撮影したもの。
ヘアメイクもお願いした。
写真の是正について、担当コーディネーターに助言を乞うた。
多くの女性の写真をご覧になっているコーディネーターならば、建設的な助言を与えてくれるはず。
おば1「笑顔も素敵ですし、お洋服もふんわりと女性らしい柔らかな雰囲気で、お見合い用としてはとても良いお写真だと思います。」
助言なし。
やはり頼りにならないコーディネーター。
次に、筆者の婚活のすべてを知り尽くしている、心の友に尋ねた。
筆者「どこ直そう?」
友人「うーん。みんなこんなvividなカラーで挑むものなの??」
筆者が写真を撮影したのは、コーディネーターとの面接前。
営業担当の助言に従い、撮影に挑んでいた。
営業「目立つためには、赤やロイヤルブルーといった華やかな色味が良い。」
営業「細いなら肩は出した方が良い。」
そして選んだ衣装は、原色ノースリーブのドレス(MaxMara)。
しかも、撮影した場所は、スタジオとは名ばかりの、照明設備のない雑居ビルの一室。
カメラで色調が補正されており、実物よりも明度、彩度ともに高い。
そうか。
最大の問題はこのド派手な衣装。
筆者「やっぱり?Google先生に訊くと、淡い色をおすすめされるのよね。ノースリーブもダメっぽい。」
友人「うん、肩出てない方が良いかもね。婚活風に撮り直そう!」
友人「顔の雰囲気は素敵だと思うよ!髪のトーンだけもう一段下げるとか?」
そうして、一緒に服を検討していただいた。
この友人には本当にお世話になりっぱなしである。
候補に考えていた、別の衣装の写真を送る。
七分袖のピンクベージュのレースワンピ(FLICKA)。
友人「これいいじゃん!レースが素敵!」
友人「子供の入園式に出席してる姿が浮かぶ。家庭が見える。」
家庭が見える
なるほど。
確かに現在の筆者の写真から家庭は見えない。
ドヤ感たっぷりのド派手おばさんが、子供を抱く姿を想像するには、相当の想像力が求められる。
写真に求められるのは、最大限の美しさの表現だと思っていた。
しかし、結婚相談所は、妻となり、母となる者を探す場。
結婚=家庭
家庭が想像できるか否かという指標は、重要な指標かもしれない。
いつも筆者に光を与えてくれる友人に感謝したい。
というわけで、撮り直しに向け、衣装再考中。
次回は、筆者の容姿そのものについて再考します。