続①-①「犬の歯の話〜①前歯」我が家のワンズで比較解説 | そらのしっぽ〜my adorable doggies〜

そらのしっぽ〜my adorable doggies〜

杉並区西荻窪にて「 犬の歯磨きと無麻酔クリーニング」また「オーナー&ドックトレーニング」をメインに、我が家の4ワンズとの日々徒然、犬と共に楽しむ!を発信しています。

この投稿をInstagramで見る

続①-①「犬の歯の話〜①前歯」 ・ 今回は我が家のワンズ4頭がモデルにて前歯の比較解説です。(個体差による歯の歯列不正や離開、捻転や転移などはあります) 模型で見る歯は模範的な形になりますので、それを基本に考えてみてくださいね。 正面から見た4頭の歯の違いはわかりますか? ジンは5歳とまだ若く女子チームはシニアになり10歳位。 さられらは普段あまり硬いものを噛まないのでシニアでも歯列不正や破折はあるもののほぼ模型に近い形。 ミシェルとジンでは歯の先端が上下とも平らになってますね。これは日頃から硬いものを噛む事による摩耗、加齢による咬耗です。 4枚目の写真で症例部位をわかりやすくマークしてますが、さられらの歯とは大きく形が異なる事、まだ歯の横にある手のようなものは見て取れますが、黄色のマークの部位を拡大してみると、年輪のようになってますね。 これは歯の先端の表面のエナメル質がなくなり、二層目の象牙質 ( エナメル質より少し柔らかく滲みたり痛みを感じる部分)が見えてる状態で、加齢と共に神経は後退していきますので、神経は見えてませんが、真ん中に濃い白いのがありますね。 そしてエナメル質の層がものすごく薄いのがわかりますね。ミシェルははっきりわかるほど、ジンはまだ若いのと、硬いものをあまり噛ませて無かったので、この程度の減りなりますが、前歯っていらない?? いえいえ、これを見てわかるように犬達って、オモチャや食物を咥えたり齧りとったりするのに、大きな役目を果たしてるという事が分かりますね。もし前歯がなかったら(^◇^;) 歯肉に直接ものが当たるという事です。 またグルーミングやコミュニケーションなどでも器用に前歯を使いますが、この時に被毛が歯肉の中に入り込んでしまう事も良くありますが、被毛は皮膚からの油分もあり、汚れや菌などもついてたり、( 被毛を舐める事でお口の中の菌が被毛に付着して臭いの原因にもなります )それが歯肉の中に入る事で炎症の原因の一つなる事もありますので、歯磨きの重要性の一つがここにもありますね。 長くなったので、歯がなぜこうも削れるのか滲みないのかなど、次へ続きます。 ・ 歯科衛生士、K9ハイジニスト®︎( 犬の歯科衛生士として活動するにあたり登録した名称 )として考察や解説をしております。 日々徒然、犬アカウント @sola_no_shippo そらのしっぽ盆栽部門 @mamebon_solanoshippo も更新中 #そらのしっぽ#ドーベルマン#ミックス犬#多頭飼い#ドッグトレーナー#歯科衛生士#K9ハイジニスト#犬のデンタルケア#犬のオーラルケア#犬の歯磨き#無麻酔歯石除去#杉並区#西荻窪#犬と過ごす時間#営業中#そらのしっぽデンタルケア#そらのしっぽドッグデンタルケア#そらのしっぽ犬の歯磨き#そらのしっぽ無麻酔歯石除去#歯の形態と機能#前歯

sola(@solanoshippo_dogdentalcare)がシェアした投稿 -