『ミシェルの目の経過』 前半5枚が昨日、後半5枚が今日です。
毎日点眼をしてると、だんだんと良くなってるのかどうかがわからなくなってくる。 今出来ることからスタートした治療だが、完治はしなくても 本人が暮らしやすく不自由を感じない位に、白濁がへり結節が小さくなって欲しいと願ってる。
初めはね、冷静であろうと冷静にと思っても、やはり一飼い主の心情が大きく、どんどん白くなる事、改善されないことで、点眼も目をきつく瞑るし、目を開ける事が切なかった。
今出来る事は ステロイドなどの点眼と腹をくくると、点眼時も医療的な目で見るようになってくる。 もしこれが有用でない場合は 多量のステロイドの服薬や麻酔下での切除病理だが、MRIも視野に入れてすぐに動ける手配は整えてはいる。 がMRIも麻酔下でになるので、この辺も含めて 麻酔は頻回に短期間ではできない事、また本人のQOLを最優先に考えようと思ってはいる。
ミシェルがどんな状況でも、私のそばに一いることを望むならば、その気持ちを最優先にするつもり。 書くのは簡単、でも実際はいち飼い主の心情として、本人がもしかしたら望まない加療を選択したい気持ちもある。これが人間の 性なのだろう。
先日、徳田竜之介先生が書かれてたが、『正しい事と大切な事』 これは違うんだよという事に、とても心が動かされた。
人目線で見て正しいと思うこと、医療として正しい事でも、果たしてそれが本人にとっては正しいのか? 大切なことは何? これはいつも自分の中で以前から葛藤してること。 動物歯科の先生もよくそんな話をするんだけどね…
ダメだな私、もっと強い心を持って 冷静に いつもと変わらない気持ちでいないとな。
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