動物行動学の世界的スペシャリスト・犬学セミナー参加〜ヴィベケ・リーセさん〜

いよいよ、来週末になりますが、お散歩会・和散歩会の参加者様受付中です☆

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11月のお散歩会・和散歩会のお知らせ

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昨日までの晴天とは裏腹に、あいにくの雨となりまして、レッスン日時の変更で本日は家でのんびりする時間となりました☆

先日はタイトルにありますように、世界的に有名な行動学の先生、ヴィベケ・リーセさんのRPTMセミナーに参加して参りました。

動物行動学や犬の行動学って、なんだろう？と思う方もあるかと思いますが、行動学自体が日本では比較的新しい分野となり、学ぶにも限られてるのが現状ですので、今回は幸運にも本当の行動学の先生から学べる機会が得られたことに感謝です。

今回学ばせていただいた事は、自分のレッスンなどを通して思っていたことや疑問が裏打ちされたこと、その中で頭の中にしっかりと記憶として残るのが、社会化、精神面の許容範囲、相互模倣作用が基本となると言う事。更にパピー期のトレーニングの重要性。

でこの話の前にね私がとても共感した事がありますが、それはなんだと思いますか？

正解は ☆ニオイ☆

朝早く皆さん遠くからいらっしゃいますので、お腹も減ります！ってそれ私なんですけどね、遅れちゃいかんし、初めての場所ですから早めに到着するわけです。主催の方に「軽食をとっても良いか」伺った答えが、「先生は動物を扱う仕事ですから、ニオイにはとても敏感でして、部屋の中ではなく、ソファのところでどうぞ」との事でした。

そしてもう一つは、少人数制を好まれてると言うこと。

まずニオイについては、流石だなぁと思った部分でして、自分が犬たちと暮らすようになり、犬の生態などを学ぶうちに、犬の臭覚に対する意識が大きく変わりました。特に例で言いますと喫煙などニオイの強いもの、また副流煙に対する事など、動物は決して心地良くはないということ。これはあくまでも例としてあげましたが、先生は犬はもとより動物を扱う仕事をされてますから、行動学をしっかり学ばれてるからこそ当たり前のことなのでしょうが、そうした配慮が素晴らしいと感じました。

そして何かを伝えたいと思った時に、人数が多くなれば見えない聞こえない伝わらないなどもでてきますし、自分の声が届き目が届く事、とても大切だなぁと言う事です。

それとね、これは参加された方で印象に残った言葉として書かれてたのですが、

「どんなに貴方が勉強をしていても、他の誰かより偉いということはない」

「人を見下さずに、いがみ合わない」

「人に慈愛をもって真摯に接すること」

先生のお人柄が全て集約されておりますよね。

ご自身はクリニックを広大な敷地と共にもたれ、動物行動のスペシャリストであると共に、ビヘイビアリストとしてミリタリードックの育成トレーニング、セラピードックに関わられたり、多岐にわたり行動学が持つ科学的理論に基づいた行動コンサルタントをされております。

知識経験のみならず犬を観察し犬の心理を読みカウンセリングやリハビリをされるわけです。

今回の学びの中で、犬の持つコミュニケーション、ボディランゲージ、サインを読み取る事での問題高度への向き合い方など、根幹となることを元に多岐にわたり盛り沢山の内容となりました。

根幹となるものが満たされなかった事で問題行動へと繋がるということ。

その科学的根拠や理論を知ることで、自分自身のさらなる理解が深まりましたね。

犬と向き合う上で大切なこと。