徒然w -5ページ目

徒然w

主にニコニコ動画で放送した話題の補足です。


 

合計 432588955円

 

長らく保有していた石油資源開発を売却し、東ソーを購入。
東ソーは今期減損を出したため現時点でのPERは約24倍、利回りこそ4%と高めなものの、PBRは0.9倍だったりと一見すると数字は悪くはないがパッとしない。
だが、この企業のよいところはAI関連である半導体や電力需要に必要な純水ビジネスで大きく評価をされているオルガノを約44%程度所有しており、そのオルガノの時価総額が現時点で東ソーとほぼ同額あることにある。
オルガノは連結されており、オルガノの資産は東ソーに反映されているものの、市場でのPBR6倍近いプレミアムは無視されているし、そのプレミアムに相応しい事業内容の明るい展望がある。
現在東ソーの利益の約3割程度はオルガノによるものとなってきており、このまま進めばこの割合はもっと増える可能性が高い。
オルガノはプラントを建設するが、それをした後にそのプラントの保守、メンテナンス等を行い、WaaS(Water as a Serviceの略)を提供する。
企業や自治体は専門事業者に設計、建設、運用を委託することで初期投資を削減し、安定した水供給と持続可能な排水処理を、低リスクで実現できる。資産として保有する必要もないし、自分達の仕事に専念できるようになる。
一方オルガノは中長期的な契約によって水の使用量に応じた代金を請求することができるため安定したキャッシュフローが期待できるし、顧客のニーズや稼働データの管理や蓄積を行うことができる。
オルガノのいいところはプラント建設という種まきを終えたあと、長期的にWaaSによって高利益率な水を販売できるところだ。
これはオルガノはある程度の期間において安定した収益が期待できるビジネスモデルを保有していることを意味するし、現段階でもその種まきは止まっている様子はない。
昨年もそうだが、売上高は前年比1割、各利益面は3割増という驚異的な増益ペースを見せている。過去5年間で見ても売上高も伸びていながら営業利益率も1割が2割近くまで上がっていることはオルガノのビジネスが安定的かつ驚異的なスピードでニーズが高まっていることを証明している。
これ以上書くと長くなりすぎるので端的にまとめると、東ソー自体は悪くない程度の企業評価だ。
PBRも1倍程度だし、自己資本比率も6割程度かつ財務的にはオルガノは完全に織り込まれてはいる。
過去5年間のEPS換算すると平均的には200円程度、今年も減損がなければ170円程度は出せていただろうが、それでも現在の株価が2400円だということを考えるとPERは14倍程度で決して良くはない。
ただし、ここにオルガノの将来性と現時点でのオルガノの市場評価というプレミアムが乗っていないことを考慮すると割安になる。
そもそもが設備売り切りからWaaSのような長期的なビジネスモデルになりつつあるというのもあるが、先端半導体は微細化による物理的な脆弱性と技術的な陳腐化という二つの製品寿命が短くなる要因があるため、恐らく今後もオルガノのニーズが変わることはあまりないと思われるからだ。
オルガノ自体はPBR約6倍と非常に割高だが、東ソーを通すことによって間接的に割安でその恩恵を受けれるのは良さそうなアイデアだったため今回実行した。