合計 417394618円
マースGHD
ペースは変わらず悪くない。EPSは300を達成し、配当性向も無理のない水準に落ち着きそうだ。
財務面も自己資本比率が9割と非常に高く、総負債の4倍もの現預金を保有しているのでPBR0.7程度の今でも割安感はあるものの逆に言えば現預金を余らせすぎているので投資有価証券等は少しずつ増加しているもののもう少し増やしてもよいと思う。
スマート化特需が落ち着いたあとの収益水準が未知数なため事業面での不安はあるものの、財務面だけでも割安感はあるので来期の業績次第では面白くなりそう。
J-power
安定的ではあるものの米国発電事業の持分譲渡による利益などでカバーしたようにも見えるため今年の決算は少し元気がない内容と言えそうに見える。
株価がそれなりにあがっているため利回りが3%程度しかないのは安定的とはいえ少し微妙な収益水準ではある。
現預金が多いわけではないので仕方ないところもあるのだが、これ以上を目指すには何かしら強い理由が必要なので判断が難しい。
戸上電機
製品回収費用の発生により、通期予想にはほんのわずかに不安があるペースながらもほぼ前年並を達成しそうで好調。
利回りは3%を割っているものの5億の自社株買いを行うため還元性向はそれほど悪くない。
財務面も構造はほぼ変わらず着実に充実してきているように見え問題は感じられない。
商船三井
自動車輸送が堅調だったようで通期予想を上方修正。
しかし船舶を増加させたことによって多額の負債による財務構造の悪化が目立つ。
本業の売上高は堅実だが、営業利益は前年比-16%減と減益。
更にONEをはじめとする持分法による投資利益の減少や支払利息の増加によって営業外収益が悪化してしまっている。
今年は想定内ではあるものの、来年以降に船舶に投資した分を今後回収、つまり売上や利益をしっかりと増加させることができるかが注目ポイントになりそう。
川崎汽船
こちらも1割程度の上方修正。
財務も負債も増えているもののそれ以上に現預金が増えているため安定感は高い。
配当性向も利回りも高めとはいえあくまで稼ぎの範囲内で出しているので不安はない。
ただ、船舶等の数字も増えていないのでいつかは商船三井ほどではないにしろ色々固定資産への投資等が必要なときに大丈夫なのか?という疑問はある。
大きなお金が動くビジネスなので株主還元に熱心なのはありがたいが、将来的な投資や貯金はしっかりやっていってほしい。
日本郵船
こちらも同様に少し上方修正したが5円程度とほぼ誤差なので気にしなくていい。
自社株買いは予定通り熱心にやってくれてはいるものの通期予想で稼げる額+配当を考えるとかなり強めの株主還元のため少し心配になる。
とはいえ稼げていないわけではないし財務内容もすごく悪いということもない。川崎汽船同様に積極的な投資姿勢も見せてはいないので今はそういうタイミングとは考えていないのかもしれない。
ウェッズ
第2Qと比較すると若干利益面のペースが改善されEPSを74稼いだことによりPER10以下を達成。
財務面も大きな変動はなく着実に稼いだという印象。
小さいが割安でPERや利回り、割安さの水準も悪くないのでお金が余ったらちょこちょこ拾ったりするにはいいかも。
名古屋電機
決算前に謎の急落があったものの決算を見たら普通の内容で株価は立ち直りつつある。
売上は変わらないが原価や販管費の増加が先行していて利益が思ったように残せていないものの固定資産売却益によって純利益はそれほど前年比で落ち込んではいない。
財務に関しては現預金も増え、安定感はより増しているのでそれほど心配はないもののやはりビジネス面の元気のなさは気になる。
とりあえず株価的には割安なので通期業績予想どおりなら満足という感じ。
HSHD
今年の新NISAにいれたワイルドカード。
予想PER2.4、つまり株式益回りが41%という驚異の収益力を表しているものの稼いでいるのはモンゴルやロシア、キルギス方面の金融業という有事が起これば地政学的なリスクが直撃しそうなのが恐ろしい。
そのため配当も期末予想も未定で過去の配当は10円、直近ではEPS400円程度稼いでいるうちからでも10円だったので配当性向は2.5%というゴミみたいな数字であるため財務的(少なくとも数字上は)には全く問題がなく荒稼ぎしているといってもいいこの企業だがPBRは0.4しかない。
今回が初の決算となったわけだが主力のハーン銀行やソリッド銀行は好調だったようで経常、純利益は前年比10%以上増となっている。
様々なリスクがあるためディスカウントされているのは納得だが、数字上は素晴らしいこの企業が今後どうなるか見てみよう。





