合計 468448146円
FCC
販売好調と為替効果によって売上高が約2割、営業利益も約4割増全体的に向上。
EPSは120円となっており、配当が増配し、160→180円ということを考えると幸先良しといっていい。
通期予想は早くも修正されたが、見た限りでは残りの3Qは元々の予想通りになる、という感じの修正内容だったためペースが維持されれば更に続く可能性もありそうには見える。
財務構造もほぼ変わっておらず盤石といってよいのでこのままのペースを維持してほしい。
東ソー
良くも悪くも少し外れた展開となっており、本業は好調。
売上高は1割増だが、利益面は前年比でほぼ2倍かそれ以上という大幅な改善となっている。
中東情勢の影響などにより販売価格の上昇が寄与したことや、為替が追い風になったこともあり本業は素晴らしい結果となった。
一方で元々の狙いにしていた東ソーが保有するオルガノの株価は低下してきている。
半導体関連で強みがあるという点は変わっていないが、キオクシア等のAI相場が若干落ち着いたことなどや第一Q決算も悪いわけではないが前年並と無難だったのも理由としてあげられるかもしれない。
とはいえ東ソー全体が向上した方がいいことは間違いないし、不安定なオルガノの市場価値に依拠するよりは健全な投資判断がⅾ下しやすくなった分ポジティブな方向に転がったと評価してよいと思う。
川崎汽船
今期弱気だった通期予想を大幅に上方修正。
ドライバルク、ONEによるコンテナ船市況も中東方面の不安定化が継続していること等によって想定以上に堅調なのが大きい。
しかし、喜望峰ルートはやはり効率が悪いのでMSCやマースク、ハパックロイド等はスエズ運河経由の航海復帰に向けた動きを進めておりそれらの流れ次第でどの程度今の状況が続くかは不透明でもある。
現預金がそこそこ減ったものの財務的なバランスには今のところまだ問題はなし。
とりあえず現時点ではほぼ前年の水準から誤差程度の感じなので中間決算あたりでより注視が必要になりそう。
日本郵船
全体的に好調で売上高2割、営業利益7割増と昨年度の不振を丸々取り返すような第一Qだった。
通期予想も8割増しと強気に転じており、自信がうかがえる。
またNSユナイテッド海運の買い付けも行っており、手堅く攻めの姿勢を取っている。
財務的には相変わらずビジネスからのキャッシュフロー頼りなところはあるものの全体的に船がうまくいっており、とりあえず今期に関しては安心できそう。
三洋工業
ほぼ前年並ではあるものの、ここ数年前年比で落ちている傾向があるのは少し気になる。
とはいえ大崩れもしておらず通期予想も無理のない範囲なので現時点での株価やPBRの低さを考えると悪くない効率で稼ぎ出せる可能性は高そう。
財務面では負債を払ったことによって流動資産も減った、という普通の変動くらいしか見られておらず語るべきことはない。
なんにせよ下期偏重なので現時点では通期予想通りになってくれればよし、くらいしか言えることはないだろう。
パルステック工業
ビジネス環境が厳しそうであることや期ズレの影響によって前年比でみて若干悪い数字。
とはいえパルステックの場合は受注をこなしていくタイプではあるし、受注残高も十分に残っていることから大きな落ち込みは現時点では心配なさそうではある。
キャッシュも総負債の3倍近くあり、PBRも1を割っていることから財務面での割安感は十分あるためビジネスに関してはある程度の水準を維持し、株主還元をしてくれれば問題ない以上ハードルは低めなので今後の会社の経営方針が可能な限り現状維持なのか何らかの別の分野での開拓やM&A等で拡大させる方針なのかがポイントになりそう。





